2025年9月30日火曜日

~ボルネオ探鳥記 Day5&6~ ラフレシアに会いに!

8月12日

早朝によく活動するムネアカジツグミを狙って、今日も早朝からキナバル公園へ。


▲ボルネオエンビシキチョウ /Bornean Forktail 固有種

まだ薄暗い小川で証拠写真ですが撮影成功!
この鳥が居そうだと狙っていたポイントだったので、やっぱりな!という感じでした。


いつもと同じようにティンポホンゲートまで登って行きます。


▲ムネアカヒタキ♀ /Snowy-browed Flycatcher

見たかったムネアカヒタキにやっと出会えましたが、オスが見たかった!


▲ワキアカムジチメドリ /Temminck's Babbler


▲ボルネオモズヒタキ /Bornean Whistler

この日は神がかった前日とは打って変わって全然鳥が居ません!

あまりに鳥が少ないのでティンポホンゲートまで登らず途中で引き返して、植物園に寄ってみました。


▲植物園では多くのウツボカズラを見ることが出来ました。


▲キナバル山には野生の個体も多くいるようですが、ティンポホンゲートより標高の高いエリアに多いようですね。

植物園には日本人のツアー団体も何組か居て、日本語が新鮮でした笑

その後は、さすがに疲労が溜まってきた同行者は宿に戻り、未練たらしく一人でティンポホンゲートまで登ってみることに。
案の定何もおらず、カメラを出すことなくティンポホンゲートに到着。

ティンポホンゲートに着いたらすぐに懸念していたスコールが始まりました。
雨宿りしていたら2人組のバードウォッチャーが居たので、しばらく鳥談議で盛り上がりました。

「私日本に何回か行ってて、来月も北海道行くんだ!」
「へぇそうだったんですね!」
「前に行ったときは北海道でシロフクロウを見たよ」
「へぇ……えっ?シロフクロウ?!」
「あぁシロフクロウさ(雪の上にちょこんと座ったシロフクロウの写真を見せてくれる)」
「えっ?!これやばいよ?!めちゃくちゃ珍しいよ?!どこで撮ったの?!」
「Asahikawa……」
「(旭川?!)」
「Zoo!笑」
「っておい!!!!!笑」

まんまと引っかかってみんなで大爆笑。
旭川と見せかけての動物園というオチでした笑

一向にスコールが止む気配がなかったので、お願いしてホテルまで車で送っていただけることに。
途中でカフェによってコーヒーブレイクを。ご馳走になってしまいました!

お二人はあちこち旅されている方で、世界のヤイロチョウをほぼ撮ったというすごい方でした。色んな冒険話も聞けて楽しかったです♪

そんな中でふと僕が
「明日からポーリン温泉に移動するんだ。幻のアオムネミドリヒロハシが最近見られているから楽しみだ。」と言うと、
「いやいや。今ポーリン温泉のキャノピーウォークは閉鎖されててロクな鳥は見れないよ。アオムネミドリヒロハシだってクソ高い木の上だし、ここ数日は出てないよ。今朝行って来たけどたまたまボルネオカザリショウビンとセイランは見れたよ」とのこと。

えええええ?!
キャノピーウォークで鳥見るの楽しみにしてたのに閉鎖してるの?!
でもセイランすご!羨ましい!と色んな感情が駆け巡りましたw

お二人には「今すぐプランを変更すべきだ。ポーリン温泉に3日間居ても時間の無駄だよ!」と言われてしまいましたが、我々は予定通りの日程で動くことに。

ホテルに着いてお礼を言って別れた後は、部屋の前のテラスで少しだけ待機。


▲ノドジロオウギビタキ /White-throated Fantail

雨降る中で愛想を振りまいてくれました💕


▲ボルネオチャガシラガビチョウ /Chestnut-hooded Laughingthrush 固有種

いつもテラスにやって来る常連さん。


ホテルに併設のレストランで夕食を食べていると、中国人3人グループのバードウォッチャーが居たのでしばらく鳥談議を。
キナバルの話をしたらすぐに「あなたのebird見てるわ」と言われました笑

この方たちも明日からポーリン温泉に行くとのことだったので、「明日から僕らもポーリン温泉に行くんだけどキャノピーウォーク閉鎖されてるらしくてマジでショックだわ。」と言うと、これまで楽しそうに会話していた笑顔が一変、青ざめた顔に変わって「oh...oh...I'll check it later...」と。

申し訳ないが、あまりに青ざめた顔をするものだから思わず笑ってしまった。その気持ち…痛いほど分かるよ!笑


8月13日

この日も朝からキナバル山に行こうか迷ったのですが、昼にはホテルを出発しないといけない上に、さすがに疲れが溜まって体調が好ましくなかったため、休養日にすることに。

休養とは言ってもホテルのテラスで少しだけ鳥見を。


▲ヒメオナガバト /Little Cuckoo-dove


▲ハジロマユヒタキ幼鳥 /Little Pied Flycatcher


▲アカガオサイホウチョウ /Ashy Tailorbird


▲ミヤマタイヨウチョウ♀ /Temminck's Sunbird


▲ミヤマタイヨウチョウ♂ /Temminck's Sunbird


▲ボルネオシラガオナガ /Bornean Treepie 固有種

ホテルのテラス周辺に鳥が採餌する花がいくつかあったので、たくさんの鳥がテラスを訪れており、ホテルの前だけでも十分楽しめました。


▲この日の朝食は洋風にトーストにしてみました!おいしい!


さて、約束の時間になってホテルに呼んでもらったタクシーが到着し、いよいよ次の目的地ポーリン温泉に向かいます!
途中でラフレシアが見られるスポットが幾つかあるので、咲いていることを願いながら向かいます。

ラフレシアは5日ほどしか花を咲かせない上に、開花時期が決まっていないため、見られるかどうかは運次第です。
ここ周辺には幾つかスポットがあり、咲いている時には店前に看板が出されています。

いよいよラフレシアの見られるスポットの1つ目に差し掛かり…看板はなし。
2つ目のスポットも…看板なし。
嫌な予感が立ち込めた3つ目のスポット…「Now Blooming」の看板が!

よっしゃ!これで見られる!
確か30RM(1000円くらい)を払って中へ!


▲ラフレシア・ケイティ /Rafflesia Keithii

おおお!これがかの有名なラフレシア!!!
ケイティはラフレシアの中でも大きくなる種類で、この個体は開花直後の新鮮なもの!

この花を一目見ようと多くの観光バスが来ており、日本人のツアー団体も見かけました。

柵で囲まれていて趣きこそ薄れましたが、素晴らしい花を見ることが出来て感動でした!


▲こちらは来週あたりには開花すると思われる蕾。

待っててもらったタクシー運転手さんにお礼を言って、再び車を走らせると、また「Blooming」の看板が!

せっかくなのでここも見ていくことに。
運転手さんの知人が経営していたので少し割引してもらって、いざ花の場所へ!


▲さっきの場所とは違って小さい個体でしたが、柵がなく自然な感じで見ることが出来ました!

さっきの場所は道路沿いだったので観光客も多かったですが、この場所はオフロードを抜けた先にある場所だったため、観光客も我々だけで楽しませてもらいました。


ラフレシアに大満足で、ポーリン温泉の宿に到着!


▲宿にはパイナップルが植わっていました。


▲こっちはパパイヤ。


▲タカサゴモズ /Long-tailed Shrike

雨降ってるかなぁと思って部屋のドアを開けたら居たのでパシャリ。


▲夕食後にデザートっぽいの頼んでみましたが、味はそこそこ。着色料がすごかったw

夕食を食べて宿に戻ると、なんと昨日キナバルのホテルで話した中国人3人グループが!
また同じ宿だったとは奇遇ですね!!!

「今日なんか見れましたか?」と聞いてみると、キンガオサンショウクイとムネアカジツグミの写真を見せて下さり発狂!
我々がキナバルで撮り逃したターゲット2種じゃないか!!!

と、なんやかんやで人との関わりが多かった2日間でした。

キナバル山にはキンガオサンショウクイとムネアカジツグミという今回逃したターゲットがいるので、またいつか必ずリベンジしに来ます!!!

次回からはポーリン温泉での探鳥が始まります。お楽しみに♪

最後まで見ていただきありがとうございました。

2025年9月28日日曜日

~ボルネオ探鳥記 Day4~ キナバル山での神がかった日!

8月11日

この日も朝からキナバル山で探鳥です!
3Wを求めて、朝ごはん抜きで張り切って早朝から公園へ!
安い宿を予約したので、公園までは片道20分ほど歩かねばなりません。


▲アカガオサイホウチョウの幼鳥 /Ashy Tailorbird

かわいいおチビちゃんが宿の前のテラスにやって来ました。


▲ハイイロオウチュウ /Ashy Drongo

いつも夕食を食べていたレストランの前に鎮座していました。


ここでようやくキナバル公園に到着。


▲カオグロオオサンショウクイ /Bornean Cuckooshrike 固有種

給餌しているところに遭遇しました!


▲アイイロヒタキ /Indigo Flycatcher

相変わらずキレイな藍色!

公園内を進んでいくと、中国人?のバードウォッチャー数名とガイドが何か見ていました。
彼らの様子を伺いましたが、特に何も居なさそうだったので先に進み出したその瞬間!そのガイドが「いた!こっちこっち!」と叫びました。
我々も「えっ?!何が居たんだ?!」と思って振り返る…しかし鳥の姿は見えない…彼らと一緒にしばし待っていると…視界の下から真っ赤な鳥が飛び上がって来ました!!!


▲ノドグロキヌバネドリ♂ /Whitehead's Trogon 固有種

うわぁぁぁぁぁ!
めちゃくちゃ見たかったノドグロキヌバネドリ!!!
真っ赤な体色に銀色と黒色が散りばめられたとても美しい配色!


3Wのひとつ、ノドグロキヌバネドリの降臨に心臓バクバクで撮影していたら、今度はガイドが「Broadbill!」と叫びます!
慌ててその方向を見てみると全身が緑色に輝く鳥の姿が…!


▲オオミドリヒロハシ♂ /Whitehead's Broadbill 固有種

うわぁぁぁぁぁ!
これはやばい!今回のボルネオ遠征で最も見たかった鳥のひとつ!オオミドリヒロハシ!
写真は低い枝に止まったほんの僅かな瞬間をなんとか切り取った写真です!

このオオミドリヒロハシのペアはしばらく周辺をウロウロしていましたが、この写真の一瞬以外に低い枝に降りてくることはなく、高い高い木の上を移動していました。

本当にめちゃくちゃ見たかった鳥だったので超絶嬉しかったです!
そしてこれにてオオミドリヒロハシ、ノドグロキヌバネドリ、ゴマフクモカリドリのキナバルの3Wを制覇!!!ハットトリック達成です!


オオミドリヒロハシをバッチリ撮れて満足したので、「Broadbill!」の叫び声で思わず放置してきてしまったノドグロキヌバネドリの撮影に戻ります。


▲少し移動していましたが無事に再発見できました!


▲近くにはメスの姿も! メスはメスで良い配色ですよね!


▲ペアで並んでくれるシーンも!


ノドグロキヌバネドリとオオミドリヒロハシの出現にウッキウキで撮影していたら、今度は道路を赤い鳥が横切っていく!


▲アカガシラシャコ♂ /Crimson-headed Partridge 固有種

えええええ~?!
今度はターゲットのひとつのアカガシラシャコが出現!


▲メスも一緒に出てきました!


完全に他グループのガイドさんのおかげ様でしたが、素晴らしい時間でした!

オオミドリヒロハシ、ノドグロキヌバネドリ、アカガシラシャコの同時出現にボルテージはMaxに達し、あまりの衝撃にしばらく放心状態でした。


▲ヒムネスミゴロモ♀ /Black-and-crimson Oriole


ここからはいつも通りティンポホンゲートまで登って行きます。


▲チャバネアオゲラ /Chequer-throated Yellownape


霧が濃くなってきて鳥が見づらくなる中で、動く鳥影を見つけてストップ。
同行者が双眼鏡で確認してくれて「ハゲガビ!」と。


▲ハゲガビチョウ /Bare-headed Laughingthrush 固有種

うおおおおおお!
キナバル山のターゲットの中でも難関種のハゲガビチョウ!!!

そもそも出会う機会が多くない上に、高速で木々の中を動き回って撮影が難しいため、かなり観察が難しい種です!

この時は混群の先頭に6羽ほど居て、ハゲガビチョウに続いてボルネオチャガシラガビチョウ、ボルネオタンビヘキサン、ボルネオシラガオナガ、カンムリオウチュウなどが続きました。


▲ベニサンショクイ♂ /Grey-chinned Minivet

午後はこれといった出会いもなく終了でした!


今日だけで一気に見たい鳥を見れてしまったので、残るターゲットは…

・薄暗い時間に現れる世界でほぼキナバルでしか見られない固有種ムネアカジツグミ
・ボルネオ固有種で観察するのが難しいキンガオサンショウクイ になりました!


明日はどんな出会いがあるかな。

最後まで見ていただきありがとうございました

2025年9月21日日曜日

~ボルネオ探鳥記 Day3~ キナバル山で引き続き探鳥!

8月10日

さて、前日に引き続いてこの日もキナバル山で探鳥です!

この日もターゲットを求めて早朝から探鳥を開始した訳ですが、せっかくなのでここでキナバル山のターゲットについて少し解説を。

キナバル山はボルネオの中でも高標高地で、とても涼しく過ごしやすい気候です。そのため、ボルネオの中でもキナバル山周辺でしか観察出来ない野鳥が多く存在します。
有名なのは3Wと呼ばれるオオミドリヒロハシ、ノドグロキヌバネドリ、ゴマフクモカリドリの3種です。どの鳥も英名の頭文字にWhitehead'sという名前を冠しているため3Wと呼ばれています。Whiteheadは頭が白いという訳ではなく、ボルネオで多くの新種を発見したイギリスの探鳥家ジョン・ホワイトヘッド氏の名前です。この3種はキナバル山で見るべき固有種で、どれも簡単に見られるわけではありません。
この3種に加えて、キンガオサンショウクイ、ハゲガビチョウ、ムネアカジツグミ、アカガシラシャコなどがキナバル山での難関ターゲットとして君臨しています。

これらの鳥を毎日頑張って探していくわけです。


エントランスから公園内に入って、いきなり同行者がオオミドリヒロハシを発見!したものの一瞬で飛び去って写真は撮れず💦


▲ボルネオルリチョウ /Bornean Whistling-thrush 固有種

最初に出会ったのはボルネオルリチョウ。
マレー半島で見たマラヤルリチョウとは違って体色に青みがなく、青くないのにルリチョウとかいう変な名前になってます笑


▲ヒメオナガバト /Little Cuckoo-dove

キナバル山は高標高地ということもあって、マレー半島の高標高地であるフレイザーズヒルと似たような鳥が多くいました。
このヒメオナガバトもフレイザーズヒルで多く見かけた野鳥でした。


▲キバラウグイス /Sunda Bush-warbler

日本のウグイスより尾羽が短く、茶色味も濃く、鳴き声が全然違いました。


ここで昨日ボルネオヤブサメを撮り逃したポイントに到着。
どうしても見たかった野鳥なので、今日もいないかと捜索します。

するとすぐ近くから特徴的な鳴き声が…!


▲ボルネオヤブサメ  /Bornean Stubtail 固有種

居たぁぁぁ~!どうしても見たかったボルネオヤブサメ!
完璧にリベンジ成功でした!!!


▲ちょこちょこと藪の中を移動しながら開けたところにも出て来てくれました。

現地で出会った鳥屋さんから教えてもらったのですが、この鳥の学名にWhiteheadiと付いていることからキナバルの4Wと呼ばれているのだそう!


ティンポホンゲートに到着し、付近でスンダヒメフクロウの声がしていましたが、姿を見ることは出来ませんでした。

ゲート付近のカフェで朝食も兼ねた昼食を食べて、再び下山です!
途中で何度かバードウェーブに遭遇しました。


▲ベニサンショクイ♀ /Grey-chinned Minivet


小鳥たちの群れを見ていたら突然に同行者が「あ!クモカリ!」と。
「え?!マジ?!」多くの小鳥たちの中に1羽だけその姿を捉えました!


▲ゴマフクモカリドリ /Whitehead's Spiderhunter 固有種

でっ出た~!!!
キナバル山3Wの最難関に君臨するゴマフクモカリドリがいきなり登場!
しかしこれ以上の写真を撮る間もなく一瞬で飛び去って見失ってしまいました。

この鳥が好む花が咲くシーズンはその花の前で待機していれば高確率で出会えるのですが、我々が訪れた時期にはもう既に花は枯れており、広いキナバル山のどこにいるかも分からないこの鳥を途方もなく探すしかなかったのでした。
時々この鳥のとても特徴的な鳴き声が聞こえていたものの、ようやくその姿を見ることが出来ました!


▲ミナミムシクイ /Mountain Warbler

この子もキナバル山では多く見かけましたが、ムシクイ好きにはたまりません。


さらにこのミナミムシクイと一緒に動いていたのは…


▲メグロメジロ /Mountain Black-eye 固有種

メグロメジロだ~!!!
世界でもキナバル山周辺にしか生息しておらず、そうそう見やすい鳥でもないため、この出会いは嬉しかった~!

また、誰かが頭おかしくなって付けたのかと言いたくなるような、ヘンテコな名前が面白いです笑
小学生の頃に図鑑で見て「名前めちゃくちゃやん」と思っていたこの鳥を、今自分の肉眼で見ていると思うと感慨深いですね。


▲ミヤマタイヨウチョウ /Temminck's Sunbird

赤の発色がおかしいタイヨウチョウ笑


▲ボルネオモズヒタキ /Bornean Whistler 固有種

キナバル山ではよく見かける黄色くて可愛い鳥でした。


様々な鳥たちに出会えてテンションが上がりつつも、更にターゲットを探しながら下山していきます。


▲カンムリオウチュウ /Hair-crested Drongo


▲エビチャゲラ /Maroon Woodpecker

この旅では何度か見かけたエビチャゲラですが、現地の人曰くあまり見やすい鳥ではないようです。


▲とは言え目が赤くて怖いので、あまり好きな鳥ではありません笑


▲ボルネオチャガシラガビチョウ /Chestnut-hooded Laughingthrush 固有種


▲キバラサイホウチョウ /Mountain Tailorbird

フレイザーズヒルで撮り逃していたこの鳥も、予習してきた鳴き声のおかげで無事に見ることが出来ました。


▲午後になって徐々に霧が濃くなり雨も降り始めたところで、日本で予習してきた鳴き声で鳴きながら動く小鳥の群れが…!


▲ノドジロサザイチメドリ /Mountain When-babbler 固有種

霧の中でしたがなんとか証拠写真を押さえました!
見たかった鳥だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです!


ここで、スコールが始まり、昨日と同じ場所で雨宿りをすることに…
しばらく雨宿りしていると、インドやイギリスなど多国籍な4人組グループがやって来て、世界中旅をされている方々だったため鳥談議に花が咲きました。
さらにそこにインド出身の鳥のガイドさんも加わり、雨宿りしながらひたすら鳥談議で盛り上がりました!

1~2時間待ったでしょうか、やっと雨が上がったため下山開始。


▲ボルネオクリミミチメドリ /Chestnut-crested Yuhina 固有種

夕食を食べに入ったレストランの入り口に群れでいました。


こうしてこの日の探鳥もおしまい…だったのですが!
さっき雨宿りしながら話していたガイドさんから写真付きでメッセージがあって、「さっき君たちが帰って行ったあとノドグロキヌバネドリ出たよ~」とのこと。
あああああああ!やっちまった!!!!!

ほんの少しのタイミングで大物を逃してしまった悔しさを抱きながら眠る夜となりました。
明日こそ必ず…!

最後まで見ていただきありがとうございました。

~最高の実習~ 初秋の立山でライチョウ探し!

9月16日~17日 大学の実習で立山に行ってきました。 去年の冬に白いライチョウを見に行って以来の立山です! 大学の実習なので、実習の途中や自由時間などを利用して探鳥しました。 ▲室堂平から山崎カールを望む。 まずは、室堂平から雄山山頂を目指して登って行きます! ▲登山道でホシガ...