6月7日
新潟からフェリーで苫小牧にやってきて、フェリーターミナルを出るとそこは異世界でした。
フェリーターミナルの前の草むらのあちこちから聞いたことのない鳴き声が次々に聞こえます。ノビタキ、ノゴマ、オオジシギ、シマセンニュウ、エゾセンニュウ、コウライキジ、コヨシキリなどなど・・・
この日はもう夕方ですので、バスで苫小牧駅に向かって、レンタカーを借りねばなりません。1時間ほどかけて、鳥を見ながらバス停まで向かいました。
▲道路標識のポールの上にオオジシギが止まって鳴いています! 信じられません!
▲餌を咥えたノビタキのメスがこちらに向かって鳴いています。 近くにヒナがいるのでしょうから、ササッと立ち去りました。
道路脇のあちこちから「ジョッピン ジョッピン ジョピジョパ」とエゾセンニュウの特徴的な声が聞こえます。今回の旅で、最も撮影難易度が高いと察していたエゾセンニュウですが、まぁ手強い。日本一撮影しにくい鳥という称号を与えても良いんじゃないかと思うほどです。
▲全力で粘って撮れた奇跡の一枚!笑 いや!誰が何と言おうと正真正銘のエゾセンニュウです!笑
▲エゾセンニュウを粘っていると、かわいいセンダイムシクイがやって来ました。 北海道では低地でも繁殖しているんですね~
▲チュウヒが鳥を掴んで飛んでいました。 キレイなチュウヒですね~
▲置物かなぁ~と思ったら、本物のエゾシカでした!笑
▲電線に止まったベニマシコのオスも夏羽でキレイです✨
▲駅のホームの支柱でオオジシギが鳴いていました笑 なんなんだこの異世界は!笑
この後は、バスに乗って苫小牧駅に向かって、レンタカーを借りてから宿泊しました。
夜ごはんはレンタカー屋さんが教えてくれた地元の100円寿司でしたが、100円寿司で出して良いのか?!というレベルでおいしい寿司で、お腹いっぱいになるまで食べました。
▲食べすぎです笑
宿にアリが発生していたこと以外は、なにも文句なしの一日でした。
6月8日
一夜明けて、早朝から待望の鳥見スタートです!
宿の周辺でカササギを見られるポイントがあったので、軽く探してみましたが見つからず、オオムシクイがたくさん鳴いていました。
いよいよ車で目的のポイントに向かいます。
(運転していただいた先輩ありがとうございました!)
何も考えずに適当に入った道だったのですが、この道が本当に大当たり!で、あちこちからセンニュウ3種の鳴き声が聞こえます。
▲マキノセンニュウは一瞬でもチラッとでも見れたらなぁ~くらいに思ってたのに、こんなにじっくり観察できるとは!!
▲シマセンニュウはなかなか近くでは見られません💦
▲アカモズかとドキッとしましたが、普通のモズでした。
▲キタキツネの姿もありました。
▲さらに、エゾタヌキの姿も!
▲車で走っていると、真横でシマセンニュウが囀っていたので、慌てて車を止めてもらい、車内から撮影しました。
▲シマセンニュウもこんなに至近距離で観察できるとは思っていなかったので幸運でした♪
▲北海道はまさに動物王国ですね~! ここまでで見てきた、イルカ、クジラ、オットセイ、シカ、キツネ、タヌキ、ウサギがいれば動物園が開けそうですよね笑
▲ノビタキはあちこちで見かけます。 こんなにどこにでもいる鳥だっけ?と感覚がおかしくなります。
センニュウはバッチリ撮影出来たので、幻のアカモズ探しをしました。
車で走っていると、ツツドリやエゾセンニュウの声が聞こえてきたり、オオジシギやクロツグミが飛び出してきたりと忙しいです。
▲線路の上にエゾシカが佇んでいました! フォトジェニック!と思って夢中で撮影していましたが、鉄道会社からすると良い迷惑でしょうね・・・笑
▲ここでは数が少ないので、出会えないかと思っていたオオジュリンの夏羽にも出会えました!
▲北海道のヒバリはなぜか大きく見えます。 気のせい?
▲ズビャーグ ズビャーグと鳴きながら飛び回るオオジシギ! ディスプレイフライトの羽音が本当にカッコ良かったです✨
▲見たかったカササギにもなんとか出会うことが出来ました!
この場所で見たかった野鳥はアカモズ以外全て見ることが出来たので、ウッキウキで昼ごはんを食べに行きました。
昼ごはんは苫小牧の名産だというホッキ貝の入った海鮮丼で、めちゃくちゃおいしかったです!白い恋人ソフトクリームも絶品でした!
▲ホッキ貝の入った海鮮丼! 北海道のものなら大丈夫かも!と思いましたが、やっぱりウニは苦手でした💦
北海道での探鳥の午後の部は、また次回の記事をお楽しみに~
最後まで見ていただきありがとうございました。