2026年9月28日月曜日

~ルソン島探鳥記 Part2~ 日本人初撮影のビコルサザイチメドリに挑戦!

今回は前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart2をお送りします。

8月28日、いよいよこの旅最大のターゲットであるビコルサザイチメドリに挑戦する日がやって来ました。

ビコルサザイチメドリはセンニュウ科の中でもRobsonius属に分類され、このRobsonius属は世界に3種しかおらず、しかもどれもルソン島固有種という超限定属なのです。

さらに、この3種は共通して分布が限られる上に、林床を徘徊するシャイな鳥なので、とにかく野外観察が難しく、どの種も撮られた写真の数は片手で数えるほど。

そんな超珍鳥であるビコルサザイチメドリが、去年ごろからとあるハイドによく出現するようになったのです。


大きな期待と不安を胸に、我々は早朝からハイドへと向かいました。


▲ビコルサザイチメドリ /Bicol Ground Warbler ルソン固有種

まだ薄暗い中…いきなり藪の中から姿を現したのは、我々が求めていたまさにその鳥でした!

この時はすぐに藪に引っ込んでしまいましたが、ひとまず最大のターゲットを一目見ることが出来て大歓喜でした!


▲バラムネキヌバネドリ♀ /Philippine Trogon フィリピン固有種

ハイドの前の道路に出て来たバラムネキヌバネドリ!


▲こちらもぜひ見ておきたかった固有種ですが、残念ながら美しい♂は現れませんでした💦


▲チャムネヒヨドリ /Philippine Bulbul フィリピン固有種


▲ワキグロタイヨウチョウ♂ /Flaming Sunbird ルソン固有種


▲とってもキレイなタイヨウチョウでした!


▲しかしながら、♀はとっても地味!


▲タイヨウチョウの♀は総じて地味ですが、可愛らしさがあります!


▲マミジロシキチョウ♂ /White-browed Shama ルソン固有種


▲さっきと同じ個体?のバラムネキヌバネドリ♀がハイドにもやって来ました!


▲ルソンサイホウチョウ /Grey-backed Tailorbird ルソン固有種


▲ズアオオウギビタキ /Blue-headed Fantail ルソン固有種


▲扇のように広げる尾羽がとってもかわいらしい💕


▲個人的にかなり好みの見た目の鳥でした💕



▲スミレコノハドリ /Philippine Fairy-bluebird フィリピン固有種


▲ぶっちゃけ東南アジアでよく見るルリコノハドリとあんま変わりません笑


▲メガネヒヨドリ /Yellow-wattled Bulbul フィリピン固有種


▲シロボシショウビン♂ /Spotted Wood Kingfisher ルソン固有種

まさかこの鳥もハイドにやって来るとは~!


▲マキリン山で苦労して見つけた個体も良かったですが、ハイドでじっくりと近くで眺められるのもまた良いですね!


▲あまりに近いので記念写真を撮ってみました✌


▲アカハシゴジュウカラ /Sulphur-billed Nuthatch フィリピン固有種

これまた見たかった鳥が混群に混じってやって来ました!


▲丸くてかわいらしい良い鳥です💕 

和名のアカハシはスプリットの影響で残ってしまったのでしょうが、どう見てもアカハシではなくキバシなので違和感マシマシです💦


▲ゴジュウカラの仲間らしく、木に逆さ止まりしています!


▲フィリピンコゲラ /Philippine Pygmy Woodpecker フィリピン固有種


▲ビコルサザイチメドリ /Bicol Ground Warbler ルソン固有種

早朝に姿を現して以来のこの鳥が再び登場!



▲地面をそそくさと歩く姿は確かにセンニュウの仲間を彷彿とさせました。


▲ニショクハナドリ♂ /Bicolored Flowerpecker フィリピン固有種


▲フィリピンキメジロ /Yellowish White-eye フィリピン固有種


▲羽繕いしていてかわいい💕


▲キバシリモドキ /Stripe-headed Rhabdornis フィリピン固有種

この雰囲気で衝撃のムクドリ科というこの固有種は、フィリピンに4種類分布しています。
今回見ておきたい固有種のひとつだったので嬉しかったな~!


▲この日はソウルフードとして大きく看板に書かれていたLomiを晩餐に!

店主に「量多いよ」と忠告された上で注文したものの、マッジで量多くて最後の方は悶絶でした。


夜探は相変わらずの雨と霧のため断念してホテルに戻って休んでいましたが、夜に突然スマホの警報が鳴って心臓バックバクでした!

日本でいう大雨洪水警報や土砂災害の警報のようなものがマニラ方面かなり広範囲に出ている様子で、ひとまず我々がいる山の上は大丈夫ですが、2日後にマニラ方面に向かう際に影響が出そうで心配になりました💦


そんなこんなで、無事にフィリピン最大のターゲットであるビコルサザイチメドリを撮影出来たのでした!✨

最後まで見ていただきありがとうございました。

2026年9月19日土曜日

~ルソン島探鳥記 Part1~ フィリピンの固有種たちが続々登場!

8月25日から9月8日まで15日間かけて、フィリピンのルソン島と半島マレーシアを巡って来ました!

ビコルサザイチメドリという、これまでほとんど野外で撮影された写真がなかった幻の鳥が今なら見ることが出来るため、フィリピンへの遠征を決めました。

そこに以前から見たかった半島マレーシアのセイラン、マレーエボシコクジャクを加えた、フィリピン&半島マレーシア遠征が計画されたのでした。

今回からしばらくはその様子を書き綴っていこうと思います。


8月25日は、早朝に新潟を出発して高速バスで東京へ。

成田空港から5時間ほどのフライトで、フィリピンはルソン島のマニラに到着!


▲深夜のフィリピンに入国~!


▲早速レンタカーを借りてマキリン山まで3時間ほどドライブ!

初の海外でのレンタカー、ハンドルも車線も日本と逆で、交通の秩序がないので慣れるまではとても恐ろしかったです…💦


▲到着したら車内で仮眠をとって、いよいよマキリン山に入山です!


▲ルソンカオグロサイチョウ♀ /Luzon Hornbill ルソン固有種

早速現れたのはこの鳥! サイチョウなのに大きさが全然小さくて驚きました!


マキリン山を2時間半ほど歩き、カンムリバンケンモドキやウロコバンケンモドキなどのターゲットに遭遇はしたものの、鳥数も少なく、とにかく木が高くて観察&撮影がほとんど出来ません!

仕方なくマキリン山を切り上げて、近くの植物園にアオオビカワセミを探しに行きましたが、こちらもチラ見だけで惨敗💦


▲上手くいかない鳥見に嘆きつつ、ジョリビーでごはんを食べてやる気を出します。


▲メグロヒヨドリ /Yellow-vented Bulbul

ホテルの前にいたのは東南アジアお馴染みのこの鳥。


▲ホテルで仮眠をとってから、午後に再び植物園に行きましたが、やはり成果はなく。


森の中での鳥見は難しすぎる!ということで、夕方はクイナ狙いで田んぼに少しだけ寄ってみました。


▲ナンヨウクイナ /Buff-banded Rail

東南アジアの普通種ですが、ようやく見ることが出来ました。


▲タイワンセッカ♂ /Golden-headed Cisticola

これもようやく見ることが出来た種! ボルネオや台湾で探したが見れなかったのです💦


▲日本のセッカの色違いという感じで、とても可愛らしい鳥でした!


▲ズアカオオセッカ /Tawny Grassbird

オニセッカかと思いましたが、どうやらライファーのズアカオオセッカのようですね!


▲夜はホテルから歩いて行けるレストランで!


▲帰りに見つけた韓国人が営むお店のマンゴースムージーが激うまでした!

どうやらお店のオーナーさんだったようで、サービスで大盛りにしてくれていたみたいです!


翌朝も早朝からマキリン山へと向かいますが、前日の鳥影の薄さを考えると足取りが重いです。

この日も鳥の気配のしない森の中をしばらく歩いて行くと…突然近くから「フィー」というターゲットの鳴き声が!


▲シロボシショウビン♂ /Spotted Wood Kingfisher ルソン固有種

声のする方向を見ると、すぐに木の枝に止まっている大きな影が目に入りました!


▲物悲しい鳴き声が静かな森に響き渡ります…


▲マキリン山で見ておきたいターゲットのひとつだったので、大喜びでした!


▲ルソンカオグロサイチョウ♂ /Luzon Hornbill ルソン固有種


▲カンムリバンケンモドキ /Rough-crested Malkoha ルソン固有種

これまたマキリン山で見たかったターゲットが登場!
奇抜な見た目に惹かれて、絶対見たかった野鳥です。


▲ウロコバンケンモドキ /Scale-feathered Malkoha ルソン固有種

これもマキリン山で外せないターゲット!
今回の旅で出会った好きな鳥ランキングTop3に入るくらいには良い鳥でした♪


▲ヤハズカンムリオウチュウ /Balicassiao フィリピン固有種

この鳥もよく見かけていましたが、ようやくマトモな写真が撮れました!


▲メガネムクドリ /Coleto フィリピン固有種

人工的な奇怪な鳴き声で鳴いているのはこのメガネムクドリ。
これもフィリピンに来たらぜひ見ておきたい固有種のひとつです。


2時間半ほどマキリン山での探鳥を楽しんだ後は、アオオビカワセミを求めて植物園へ。


▲ルソンカオグロサイチョウ♀ /Luzon Hornbill ルソン固有種


▲この猛禽が分からず困っています…フィリピンクマタカなのかなぁ?


アオオビカワセミを探して、ゆっくりと小川沿いを歩いていると…あ!いたいた!


▲アオオビカワセミ♂ /Indigo-banded Kingfisher フィリピン固有種

なんて美しいカワセミ…!✨ これはどうしても見たかった種なので嬉しかったな~。


▲日本のカワセミよりも一回り小さく、ちょこんと岩の上に乗っているのがかわいいです💕


▲暗い森の中でも、宝石のように輝く深い青色に目を奪われますね。

前日の虚無とは打って変わって、この日は多くの鳥を観察出来て、なかなかに楽しい午前中でした!


▲途中で倒木を乗り越えたりもして、何とか見られたアオオビカワセミだったのでした✨


▲シマキンパラ /Scaly-breasted Munia


▲和名なし♂ /Garden Sunbird フィリピン固有種

ホテルの前にいたのは、Garden Sunbird。
まぁいわゆるキバラタイヨウチョウから種分化したうちの1種という感じですね。


▲ホテルをチェックアウトして、前日に気に入ったスムージー屋さんを再訪。


▲いよいよ今回のフィリピンでのメイン探鳥地へ向けて、3時間ほどのドライブ!

途中スコールや渋滞にも巻き込まれながら、無事に山の上にあるホテルに辿り着きました。


▲そこそこ高級なホテルだったので、キレイな外観です。

まぁチェックインで少々トラブルがあって、かなり揉めたんですが笑


日暮れまでまだ少し時間があったので、翌日に日本人初撮影のメインターゲット、ビコルサザイチメドリを狙うポイントを下見。


▲シラボシガラ /Elegant Tit フィリピン固有種

ヒガラとキバラガラを混ぜたような可愛らしい鳥でした!


▲こっちは幼鳥かな? 可愛らしい💕


▲シロハラハナドリ /Buzzing Flowerpecker フィリピン固有種


▲和名なし♀ /Gray-throated Sunbird フィリピン固有種 


▲オリーブハナドリモドキ♂ /Olive-backed Flowerpecker フィリピン固有種


▲マミジロシキチョウ♂ /White-browed Shama ルソン固有種


無事に下見も完了したので、ホテルへ戻ります。


▲途中にあったレストランで夕食!

こうしてホテルに戻って、この日はおしまい。
翌日はいよいよ最大のターゲット、ビコルサザイチメドリに挑戦です!

最後まで見ていただきありがとうございました。

~ルソン島探鳥記 Part2~ 日本人初撮影のビコルサザイチメドリに挑戦!

今回は前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart2をお送りします。 8月28日、いよいよこの旅最大のターゲットであるビコルサザイチメドリに挑戦する日がやって来ました。 ビコルサザイチメドリはセンニュウ科の中でもRobsonius属に分類され、このRobsonius属は世界に3種しか...