2026年4月3日金曜日

~台湾探鳥記 Day8~ 最終日でも見たい鳥たちが続々!!!

2月21日

前日の疲れも抜けきらぬまま、早朝のバスに乗るために早起き。

ネットの情報では、始発のバスは5時半だとも6時半だとも出てきます。
頑張ってボロボロの身体に鞭打って、5時半にバス停に着きました。


▲はい結果は残念! せっかく早起きしたのに、バスが来たのは6時30分でした!

無駄に朝から1時間も待ってしまいテンションが下がります。


▲バスに1時間半ほど揺られて、やって来たのは烏来という場所。

烏来は温泉街で、台北の有名な観光地のひとつになっています。
そんな烏来ですが、山手にあるため野鳥も多く、特にヒゴロモはここの最大のターゲットになります。


とりあえず、歩いて温泉街を抜け、適当に良さげな脇道に入ってみました。


▲タイワンヒメマルハシ /Taiwan Scimitar Babbler 固有種

普通種のはずがまだ見れていなかったこの鳥に遭遇!
台湾にはムナフマルハシという固有のマルハシがもう1種いるのですが、今回の旅では出会うことはありませんでした。


▲ムジハナドリ /Plain Flowerpecker

花の中で動く小さな鳥影…ライファーのムジハナドリでした!


▲目の前までやって来て、バッチリ撮影出来ました✨

ハナドリというだけあって、花の蜜を吸うので、顔に花粉がいっぱい付いてますね笑


▲アオチメドリ /White-bellied Erpornis

この鳥もようやくキレイな写真が撮れました!


▲ピンっと立った冠羽が可愛らしいです💕


▲ベニサンショウクイ♂ /Grey-chinned Minivet

もうお馴染みになりつつありますね笑


▲♂は赤くて、♀は黄色! カラフルで分かりやすくて良いですね!


▲コムシクイ /Arctic Warbler

こちらはムシクイ愛好家の僕にはたまりませんね!!!
地鳴きもしっかり聞けて、オオムシクイとの違いがよく分かりました。


▲コムシクイは国内ではまだ見たことがないので、近いうちに見られると良いのですが…


ムジハナドリやコムシクイなどが撮影出来て、満足したので来た道を戻っていると…
「あれ今の声って?!…」


▲ヒゴロモ♂ /Maroon Oriole

やっぱり!!!!!
一声だけ鳴いたのはやはり最大の目的だったヒゴロモ!


▲難易度が高そうだなと思っていたので、しっかり観察出来て最高でした✨


▲この鳥を見にわざわざ烏来を訪れたようなものなので、無事に見られて良かった~!


▲ミナミメジロ /Swinhoe's White-eye

日本のメジロよりだいぶ黄色みが強いかな?


▲カンムリワシ /Crested Serpent Eagle


来て早々にあっさりターゲットを回収できたので、台北市内に戻ろうかとも思いましたが、せっかくなので滝の方にも行ってみることに。


▲トロッコ列車に乗って、滝まで一気に登ります。


▲観光名所の烏来瀑布✨

この周辺の山道で、固有種のタイワンタケドリがよく見られるようなので、1時間以上探しましたが、結局これといった収穫はありませんでした。


しょんぼりしながら、トボトボとトロッコ列車の駅に戻ってくるとすごい行列!
これはダメだと思って、仕方なくバス停まで遠いですが歩くことに…温泉街に戻ってきたころには観光客で溢れかえっていました。

ちょうどタイミングよくバスに乗れて、爆睡のまま新店駅まで乗車しました。


続いては、そこからMRTで数駅移動して、大安森林公園にやって来ました。
ここでの最大の目的はヒガシオオコノハズクです!


▲ズグロミゾゴイ /Malayan Night Heron

本当にどこにでも普通にいます笑


▲カササギ /Oriental Magpie


▲カンムリオオタカ /Crested Goshawk

池のほとりでカンムリオオタカを発見!

気付けばいつの間にか一緒にカメラを向けている女性がいらっしゃったので、話しかけてみると、毎日この公園を散歩しているよう。
そこで、「ヒガシオオコノハズクの場所は知らないか?」と聞いてみると、なんと親切にも案内して下さるとのこと!


▲辿り着いたのは、人通りも多い歩道のすぐ脇にある竹藪。

「だいたいいつもここにいるんだけど、見つかるかなぁ?難しいのよね」
「へ~…あ!いますね!あそこ!」

と結構あっさり見つけちゃいました笑


▲ヒガシオオコノハズク /Collared Scops Owl

しかも結構見やすい位置に居てくれたのでラッキーでした! かわいい💕


▲たまに目を開けて通行人を見ているようでした。

地元の方の案内がなかったら絶対にこの場所には辿り着かなかったので、本当にありがたかったです!✨


見たかったヒガシオオコノハズクが無事に見られて、もう体力もヘトヘトなので、ホテルに戻ることに。


▲台北駅の近くで、台湾での最後の晩餐を!

ホテルに戻ったら、すぐ荷物を受け取って、空港へと向かいました。


▲最後にしっかりタピオカミルクティーは忘れずに!笑


▲こうして、いよいよ台湾ともお別れ!

18時50分定刻で桃園国際空港を離陸し、2時間半ほどのフライトで大阪へ帰って来ました。


楽しくてあっという間だった8日間の台湾遠征は、これにて終幕です!

今回の旅では、台湾固有種32種のうち23種を確認し、観察種は105種でした!✨

改めて、計画段階でアドバイスを下さった方々、現地でお世話になった方々、そしてなによりこのハードな旅に付き合ってくれた同行者に最大の感謝を!



最後に、今回の旅で見た野鳥のリストを掲載します。

Taiwan Bird List 2/14~21  ()は声のみ 赤字はライファー Eは固有種

Taiwan Partridge E

Mikado Pheasant E

Swinhoe's Pheasant E

Taiwan Bamboo Partridge E

Rock Dove

Oriental Turtle Dove

Red Collared Dove

Spotted Dove

Savanna Nightjar

House Swift

White-breasted Waterhen

Eurasian Woodcock

Black-crowned Night Heron

Malayan Night Heron

Little/Dimorphic Egret

Eastern Cattle Egret

Great Egret

Grey Heron

Crested Honey Buzzard

Crested Serpent Eagle

Mountain Hawk-Eagle

Crested Goshawk

Besra

(Mountain Scops Owl)

Collared Scops Owl

Taiwan Barbet E

(Grey-capped Pygmy Woodpecker)

Peregrine Falcon

Grey-chinned Minivet

White-bellied Erpornis

Maroon Oriole

Black Drongo

Bronzed Drongo

Brown Shrike

Long-tailed Shrike

Eurasian Jay

Taiwan Blue Magpie E

Grey Treepie

Oriental Magpie

Southern Nutcracker

Large-billed Crow

Coal Tit

Green-backed Tit

Yellow Tit E

Striped Prinia

Plain Prinia

Taiwan Cupwing E

Pacific Swallow

Asian House Martin

Eastern Red-rumped Swallow

Black Bulbul

Collared Finchbill

Light-vented Bulbul

Arctic Warbler

Rufous-faced Warbler

(Manchurian Bush Warbler)

Yellow-bellied Bush Warbler

Black-throated Bushtit

Taiwan Fulvetta E

Vinous-throated Parrotbill

Taiwan Yuhina E

Swinhoe's White-eye

Rufous-capped Babbler

Taiwan Scimitar Babbler E

Dusky Fulvetta

Grey-cheeked Fulvetta E

White-whiskered Laughingthrush E

White-eared Sibia E

Taiwan Barwing E

Taiwan Liocichla E

(Taiwan Hwamei) E

Flamecrest E

Eurasian Nuthatch

Eurasian Wren

Brown Dipper

Asian Glossy Starling

Black-collared Starling

Chestnut-tailed Starling

Common Myna

Javan Myna

Scaly Thrush

Taiwan Thrush E

Brown-headed Thrush

Oriental Magpie-Robin

Taiwan Vivid Niltava E

Taiwan Whistling Thrush E

Little Forktail

Siberian Rubythroat

White-tailed Robin

Red-flanked Bluetail

Collared Bush Robin E

Plumbeous Water Redstart

Daurian Redstart

Plain Flowerpecker

Fire-breasted Flowerpecker

White-rumped Munia

Russet Sparrow

Eurasian Tree Sparrow

Grey Wagtail

White Wagtail

Olive-backed Pipit

(Red-throated Pipit)

Taiwan Rosefinch E

Little Bunting

Black-faced Bunting



改めて見ると、壮観です!

またこんな旅がしたいな~なんて言いつつ、この後すぐに「道東遠征編」が始まるので、引き続きお楽しみに!


最後まで見ていただきありがとうございました。

2026年3月31日火曜日

~台湾探鳥記 Day7~ 大雪山でミカドキジを堪能!!!

2月20日

この日は朝から生憎の雨💦


▲予報では1~2時間程度で上がりそうな小雨です。


雨が上がってくれるのを願いながら、車で50Kまで一気に標高を上げました。

やはり雨や霧の日はキジの仲間の活動が活発になるので、道中で多くのサンケイに出会いました。


50Kに到着したころには雨は上がっていたため、早速探鳥を開始!

 
▲タイワンチメドリ /Taiwan Fulvetta 固有種

ターゲットのタイワンチメドリが、少しの間でしたが姿を見せてくれました!
ずんぐりした体形が可愛らしい💕


この日は雨の後で、霧もかかっていたので、ミカドキジにはうってつけの条件だと思い、勇んで林道230線を歩きます。


▲ミカドキジ♂ /Mikado Pheasant 固有種

予想通りキターーーーーーーー!!!!!
目の前でミカドキジを独り占め出来てしまった!!!!!


▲薄い霧の中で佇む姿はとても幻想的です✨


▲ここぞとばかりに思い描いていた理想のショットを追い求めます!


▲撮りたいと思っていた通りの条件で撮影が出来て、最高でした!


▲あまりに近いので、証明写真をパシャリ!笑


▲こんなに美しい鳥を独り占めなんて贅沢すぎる!!!


▲同行者が僕とのツーショットを撮影してくれていました✨ これは嬉しい!

最高のショータイムを披露してくれたミカドキジは、茂みの中に颯爽と消えて行きました。


▲この後はどんどん霧がひどくなり、探鳥どころではなかったので、ビジターセンターまで下って昼食をとることに。


▲可愛いアリサンヒタキのぬいぐるみに一目惚れして、お持ち帰り笑


その後は、23.5Kまで下って来て、イイギリの実に集まる鳥たちを観察することに。


▲カンムリチメドリ /Taiwan Yuhina 固有種

この子たちは集団で騒がしくしながら定期的にやって来ます。


▲タイワンオナガ /Grey Treepie

まだしっかり撮影出来ていなかったタイワンオナガもやって来ました!


▲チャバラオオルリ♂ /Taiwan Vivid Niltava 固有種

イイギリの実には10羽以上のチャバラオオルリが乱舞していて、ずっと撮影していました。


▲昔に石川県で撮り逃したフーキェンアオヒタキを思い出します…苦笑


▲美しい♂に対して、♀は地味な配色です。


▲目の前を飛び回ってくれるので、楽しくてひたすら撮影✨


チャバラオオルリに浮気していると、同行者が「タイワンツグミ!!!」と叫びました。
「え?!?!」
慌てて、でも逃げないようにそ~っと駆け寄ると…


▲タイワンツグミ♂ /Taiwan Thrush 固有種

いきなり大物キターーーーーー―!!!!!

タイワンツグミは非常に観察難易度が高い台湾固有種のひとつで、例年1月のイイギリの結実のピークシーズンには採餌に頻繁にやって来るため観察が比較的容易になるのですが、それ以外の時期での観察はかなり難しいです。

今回訪れた2月中旬は、既にイイギリの結実のピークは過ぎており、残った実にチラホラ鳥がやって来る程度でした。

地元のバーダーも「2週間前はタイワンツグミはよく来てたけど、それ以降は来てないから難しいだろうね」と言っており、もう見れないと思っていたので嬉しかったな~!



▲ミミジロチメドリ /White-eared Sibia 固有種

地元の鳥屋さんが「タイワンツグミはだいたいミミジロチメドリに混じって現れる」と言ってましたが、本当にそうでした!


▲可愛らしい鳥ですよね💕


▲ベニサンショウクイ♀ /Grey-chinned Minivet

よく見かける普通種ですが、めちゃくちゃキレイですよね✨


さらに車で標高を下げて、15K付近で探鳥。
この辺りは、テッケイ、チメドリ、ズアカチメドリ、アオチメドリ、タイワンヤマガラなど未だ見ぬ鳥たちが多いスポットなので、期待して探します。


▲カワビタキ♂ /Plumbeous Water Redstart

早速カワビタキが登場! かわいい!


▲頻繁に尾羽をフリフリするので、めちゃくちゃかわいい!💕


▲コンヒタキ♂ /White-tailed Robin

阿里山でチラ見しただけだったコンヒタキが登場!


▲顔だけ見るとかなりオオルリみたい笑


鳥数が少なく、やっぱダメかな~と思っていたところに、メジロチメドリの群れがやって来ました!
メジロチメドリの群れには、他の鳥がめちゃくちゃ入る印象なので、注意して探します。


▲ズアカチメドリ /Rufous-capped Babbler

混群の中に、声ばかりで一切写真が撮れていなかったズアカチメドリを発見!


▲本当に声はよく聞くけど、マジで藪から出てこないんだよね~

かなり規模の大きな群れだったので、メジロチメドリ、ズアカチメドリ、チメドリ、アオチメドリ、コムシクイ、コシジロムシクイ、ベニサンショウクイ、コシジロキンパラなどが混じっていました!

見たかったチメドリが証拠写真しか撮れなかったのが悔しかったな~!💦


最後に4K付近で、未だ見ぬ固有種のタイワンガビチョウを探します!


▲テッケイ /Taiwan Bamboo Partridge 固有種

まさかのテッケイがいきなり現れました?!


▲正直もう見れないかと思っていたので、びっくり嬉しかったな~!


いよいよ楽しかった大雪山を去り、レンタカーを返しに台中駅へ戻ります。

帰り道に時間があればダルマエナガを探そうと思っていましたが、渋滞で思ったより到着が遅れ、レンタカー返却時間も延長してもらうことに…

あと少しで台中駅に着くところで、見たかったダルマエナガが見れそうな公園をebirdで見つけたので、「もうどうせ遅れたしいいや!」と5分タイムアタックを強行!


▲ズグロミゾゴイ /Malayan Night Heron

でーん!と佇んでいたのはズグロミゾゴイ!
日本の南西諸島でも見られるけど、圧倒的に台湾の方が見やすい!


▲ダルマエナガ /Vinous-throated Parrotbill

そしてなんとあっさり目的のダルマエナガ登場!


▲本当に5分のタイムアタックなので、見れちゃうとは思いませんでした笑


▲無事にレンタカーを返却して台中駅に戻った頃には、辺りは暗くなっていました。

改めて、今回台湾での運転を引き受けてくれた勇敢すぎる同行者に感謝です!


この後は、クッタクタの身体に鞭打って、満員の新幹線に乗車して台北駅まで立ち乗り💦
早々とホテルにチェックインをして、身体は限界に近かったですが夜探に出発!

象山歩道というMRTで台北からすぐのところにある山道が、タイワンコノハズクとの遭遇率が異様に高いようだったので、そこに向かいました。


▲夜景が有名なスポットなので多くの観光客が訪れており、結局タイワンコノハズクは声を聞いただけに終わりました。

タイワンコノハズクって本当に目の前で鳴いていてもどこにいるか分からないんですよね…果たしていつあの鳥の姿を拝むことが出来るのだろうか…

山道は階段地獄で、鳥の成果が得られなかったこともあり、本当に限界スレスレの状態でヘトヘトになってホテルに戻り、倒れるように眠りにつきました。


こんな状態ですが、いよいよ明日が最終日!
なんとか頑張って早起きします!!!

最後まで見ていただきありがとうございました。

~台湾探鳥記 Day8~ 最終日でも見たい鳥たちが続々!!!

2月21日 前日の疲れも抜けきらぬまま、早朝のバスに乗るために早起き。 ネットの情報では、始発のバスは5時半だとも6時半だとも出てきます。 頑張ってボロボロの身体に鞭打って、5時半にバス停に着きました。 ▲はい結果は残念! せっかく早起きしたのに、バスが来たのは6時30分でした!...