2026年9月19日土曜日

~ルソン島探鳥記 Part1~ フィリピンの固有種たちが続々登場!

8月25日から9月8日まで15日間かけて、フィリピンのルソン島と半島マレーシアを巡って来ました!

ビコルサザイチメドリという、これまでほとんど野外で撮影された写真がなかった幻の鳥が今なら見ることが出来るため、フィリピンへの遠征を決めました。

そこに以前から見たかった半島マレーシアのセイラン、マレーエボシコクジャクを加えた、フィリピン&半島マレーシア遠征が計画されたのでした。

今回からしばらくはその様子を書き綴っていこうと思います。


8月25日は、早朝に新潟を出発して高速バスで東京へ。

成田空港から5時間ほどのフライトで、フィリピンはルソン島のマニラに到着!


▲深夜のフィリピンに入国~!


▲早速レンタカーを借りてマキリン山まで3時間ほどドライブ!

初の海外でのレンタカー、ハンドルも車線も日本と逆で、交通の秩序がないので慣れるまではとても恐ろしかったです…💦


▲到着したら車内で仮眠をとって、いよいよマキリン山に入山です!


▲ルソンカオグロサイチョウ♀ /Luzon Hornbill 固有種

早速現れたのはこの鳥! サイチョウなのに大きさが全然小さくて驚きました!


マキリン山を2時間半ほど歩き、カンムリバンケンモドキやウロコバンケンモドキなどのターゲットに遭遇はしたものの、鳥数も少なく、とにかく木が高くて観察&撮影がほとんど出来ません!

仕方なくマキリン山を切り上げて、近くの植物園にアオオビカワセミを探しに行きましたが、こちらもチラ見だけで惨敗💦


▲上手くいかない鳥見に嘆きつつ、ジョリビーでごはんを食べてやる気を出します。


▲メグロヒヨドリ /Yellow-vented Bulbul

ホテルの前にいたのは東南アジアお馴染みのこの鳥。


▲ホテルで仮眠をとってから、午後に再び植物園に行きましたが、やはり成果はなく。


森の中での鳥見は難しすぎる!ということで、夕方はクイナ狙いで田んぼに少しだけ寄ってみました。


▲ナンヨウクイナ /Buff-banded Rail

東南アジアの普通種ですが、ようやく見ることが出来ました。


▲タイワンセッカ♂ /Golden-headed Cisticola

これもようやく見ることが出来た種! ボルネオや台湾で探したが見れなかったのです💦


▲日本のセッカの色違いという感じで、とても可愛らしい鳥でした!


▲ズアカオオセッカ /Tawny Grassbird

オニセッカかと思いましたが、どうやらライファーのズアカオオセッカのようですね!


▲夜はホテルから歩いて行けるレストランで!


▲帰りに見つけた韓国人が営むお店のマンゴースムージーが激うまでした!

どうやらお店のオーナーさんだったようで、サービスで大盛りにしてくれていたみたいです!


翌朝も早朝からマキリン山へと向かいますが、前日の鳥影の薄さを考えると足取りが重いです。

この日も鳥の気配のしない森の中をしばらく歩いて行くと…突然近くから「フィー」というターゲットの鳴き声が!


▲シロボシショウビン♂ /Spotted Wood Kingfisher 固有種

声のする方向を見ると、すぐに木の枝に止まっている大きな影が目に入りました!


▲物悲しい鳴き声が静かな森に響き渡ります…


▲マキリン山で見ておきたいターゲットのひとつだったので、大喜びでした!


▲ルソンカオグロサイチョウ♂ /Luzon Hornbill 固有種


▲カンムリバンケンモドキ /Rough-crested Malkoha 固有種

これまたマキリン山で見たかったターゲットが登場!
奇抜な見た目に惹かれて、絶対見たかった野鳥です。


▲ウロコバンケンモドキ /Scale-feathered Malkoha 固有種

これもマキリン山で外せないターゲット!
今回の旅で出会った好きな鳥ランキングTop3に入るくらいには良い鳥でした♪


▲ヤハズカンムリオウチュウ /Balicassiao 固有種

この鳥もよく見かけていましたが、ようやくマトモな写真が撮れました!


▲メガネムクドリ /Coleto 固有種

人工的な奇怪な鳴き声で鳴いているのはこのメガネムクドリ。
これもフィリピンに来たらぜひ見ておきたい固有種のひとつです。


2時間半ほどマキリン山での探鳥を楽しんだ後は、アオオビカワセミを求めて植物園へ。


▲ルソンカオグロサイチョウ♀ /Luzon Hornbill 固有種


▲この猛禽が分からず困っています…フィリピンハチクマなのかなぁ?


アオオビカワセミを探して、ゆっくりと小川沿いを歩いていると…あ!いたいた!


▲アオオビカワセミ♂ /Indigo-banded Kingfisher 固有種

なんて美しいカワセミ…!✨ これはどうしても見たかった種なので嬉しかったな~。


▲日本のカワセミよりも一回り小さく、ちょこんと岩の上に乗っているのがかわいいです💕


▲暗い森の中でも、宝石のように輝く深い青色に目を奪われますね。

前日の虚無とは打って変わって、この日は多くの鳥を観察出来て、なかなかに楽しい午前中でした!


▲途中で倒木を乗り越えたりもして、何とか見られたアオオビカワセミだったのでした✨


▲シマキンパラ /Scaly-breasted Munia


▲和名なし♂ /Garden Sunbird 固有種

ホテルの前にいたのは、Garden Sunbird。
まぁいわゆるキバラタイヨウチョウから種分化したうちの1種という感じですね。


▲ホテルをチェックアウトして、前日に気に入ったスムージー屋さんを再訪。


▲いよいよ今回のフィリピンでのメイン探鳥地へ向けて、3時間ほどのドライブ!

途中スコールや渋滞にも巻き込まれながら、無事に山の上にあるホテルに辿り着きました。


▲そこそこ高級なホテルだったので、キレイな外観です。

まぁチェックインで少々トラブルがあって、かなり揉めたんですが笑


日暮れまでまだ少し時間があったので、翌日に日本人初撮影のメインターゲット、ビコルサザイチメドリを狙うポイントを下見。


▲シラボシガラ /Elegant Tit 固有種

ヒガラとキバラガラを混ぜたような可愛らしい鳥でした!


▲こっちは幼鳥かな? 可愛らしい💕


▲シロハラハナドリ /Buzzing Flowerpecker 固有種


▲和名なし♀ /Gray-throated Sunbird 固有種 


▲オリーブハナドリモドキ♂ /Olive-backed Flowerpecker 固有種


▲マミジロシキチョウ♂ /White-browed Shama 固有種


無事に下見も完了したので、ホテルへ戻ります。


▲途中にあったレストランで夕食!

こうしてホテルに戻って、この日はおしまい。
翌日はいよいよ最大のターゲット、ビコルサザイチメドリに挑戦です!

最後まで見ていただきありがとうございました。

2026年9月6日日曜日

~6月から7月のまとめ~ ブロンズトキ、ヤイロチョウなど!

今回の記事は、6月から7月までに撮った野鳥のまとめ記事です!


6月9日

毎月1回は研究のために佐渡島へ渡っていて、体力があるときは頑張って航路観察をしています。

なかなか珍しい野鳥に出会えることは少ない佐渡航路ですが、この度なんと新潟県内初記録となるクロアシアホウドリを発見することが出来ました!


▲遠くの水平線上で発見し、徐々にフェリーに近づきながら船尾方向へ飛び去りました。

近年は新潟県内でのアホウドリの仲間の観察例が増えて来ていたので、ついにクロアシも!という感じでした。


6月18日

硫黄島3島クルーズから帰って来た翌日に、たまたまクルーズで一緒になった友人と共にノリと勢いで静岡県へ。

待てど暮らせど目的のブロンズトキが現れず撃沈していたところに、地域住民の方がわざわざ「私の家の前にあなたたちが探してる鳥がいるよ」と知らせに来て下さいました!

その方の後を付いて行くと…


▲うわ!!! 本当にいた!!! ブロンズトキ!!!


案内してもらわなかったら絶対チェックしないような住宅地の中の小さな田んぼにその姿がありました!

本当にあの知らせに来て下さったお母さまが女神のように見えました✨


▲GWに浜松市内で1日差で見れなかったブロンズトキにようやく出会えて感動✨


▲陽光ギラギラでなかなか撮影は難しかったです💦


▲飛翔した際は特に羽の構造色が美しく輝きます!


▲あ~本当に見れて良かった! ありがとう女神様!


▲チュウサギが美しい繁殖羽を見せてくれました。


このあとは、静岡県内の神社に移動してヤイロチョウを探しましたが、声のみで姿は見ることが出来ず。

じゃあ帰りに夕方の光でもう一度ブロンズトキを撮影しようと思ったら、既にどこかへ移動したようで、見ることは出来ませんでした💦

ちなみにこんなドタバタの中で、迷っていた就職先を思い切って決めて、コンビニ休憩の時に内定承諾のご連絡と、2社に内定辞退のご連絡をしました…なんというタイミングで笑


7月2日

沖縄本島、宮古島、石垣島と回って、大阪に帰って来た翌日…午後からヤイロチョウを見に行ってみました。


▲いきなり足元からぴょんぴょん飛び出してきて腰が抜けそうになりましたよ笑


▲初めて見るヤイロチョウを一人でじっくり観察することが出来ました♪


▲巣で待つヒナたちのために懸命にミミズを集めていました!

翌日も朝からヤイロチョウ探しに行ってみましたが、10時間待っても撮影することは出来ませんでした!💦


そんなこんなで、まぁとにかく鳥を見まくっている1年も半分が過ぎました。

残り半年を切った最後の学生生活を余すことなく遊びつくしますわよ~!


最後まで見ていただきありがとうございました。

2026年9月1日火曜日

~夏の北海道遠征 Part3~ 知床~紋別でひたすら野鳥探し!

今回も、前回に引き続き夏の北海道遠征の記事です。

7/17に落石ネイチャークルーズで夢のエトピリカ成鳥との出会いを果たした我々は、感動でホクホクの状態のまま、途中合流する後輩を迎えに中標津空港へと向かいました。

その足でそのまま、ギンザンマシコの下見に知床峠へ。


▲案の定濃い霧が立ち込めていましたが、下見のつもりだったので問題ナシ!

夕暮れまで待ってみましたが、ギンザンマシコは現れず、日が落ちる前に鷲の宿に向かいます。


▲何度見てもデカくてカッコ良くて惚れてしまうシマフクロウ。


▲深夜にシマフクロウが来ていないかチラチラ確認しながら仮眠を取ります。


▲こんな貴重なカッコ良い鳥が、毎晩当たり前に見れてしまうこの場所は本当に恐ろしいですね…笑


こうして寝たのか寝てないのかよく分からない状態のまま朝を迎え、早朝からギンザンマシコを狙って知床峠へ向かいます。

しかし、霧と雨風がひどく、とても鳥が見れそうなコンディションではありません💦

半分諦めモードの中、仮眠と捜索を繰り返していたら…その時は突然に!


▲目の前にギンザンマシコのオスがひょこっと現れました!


▲最高の条件でバッチリ観察出来ちゃいました~!!! ラッキーすぎる!

相変わらずの粘り強さと負けん気で、なんとか大勝利を収めました!


さすがに体力もキツイので、これ以上粘るのはやめて、網走市へと車を走らせました。

その途中で、少しだけ小清水原生花園に寄り道。


▲子育て奮闘中のホオアカが、餌を咥えたまま囀っていました笑


▲ひっさしぶりにアリスイにも出会いました!


▲今回も泊めてもらう網走の友人と合流し、山岡家でラーメンを!


このあとは、さすがに疲れが溜まっていたので友人宅で大爆睡。

よくよく考えたら早朝から北方原生花園で鳥見して、落石ネイチャークルーズに乗って、そのまま知床に来て、夜通しシマフクロウ観察をして、翌朝に知床峠で雨風の中ギンザンマシコを探してから網走まで走って来たんですもんね笑

相変わらずのパワー系鳥見をしてしまいました笑


翌19日は、予定していたあばしりネイチャークルーズが欠航で、翌日に予約変更。

天気も悪かったため、夕方までゴロゴロして、少しだけ小清水原生花園へ。


▲前日と同じ場所にアリスイがいて、モズのペアと一緒に記念撮影✨


▲ハリオアマツバメが飛んでいたので撮影会!


▲モンベルの鳥バッジのガチャをしたら、エトピリカとギンザンマシコという神引き笑

今回の我々のターゲットを知っていたんですかね笑


▲何故か元気が出てきて半分ヤケクソでワッカ原生花園まで足を延ばしましたが、特にこれといった成果はなく。


▲夕食は後輩が見つけてくれた美味しそうなハンバーグ屋さんで! 超美味かった!


翌20日は早朝からはるばるシブノツナイ湖へツメナガセキレイを探しに行きました。

湖のそばの林道でエゾセンニュウが鳴いていたので、しばらく粘っていましたが、相変わらず全く撮影出来ません。

撮影難易度が国内トップレベルに高いこの鳥にはさすがに勝てませんでした笑


▲美しいノビタキ♂が登場♪


▲なんとか花と絡めて撮影♪


▲美しい夏羽になったオオジュリン。


▲冬に本州で見る地味な姿とは全然違いますね!


▲元気に囀るコヨシキリ。


▲アホ毛がかわいいノビタキのおチビちゃん💕 かわいすぎる💕


▲ベニマシコも美しいピンク色で目を引きます。


シブノツナイ湖、鳥の密度がとっても濃くて超楽しい場所でしたが、目的のツメナガセキレイが見つからない!

タイムリミットが迫る中、まだ見ていなかった更に湖の奥側へ入ってみると…


▲見つけた~!!! 虫を咥えたツメナガセキレイを発見!


▲いかにもツメナガセキレイ!って環境で見ることが出来て、最高~✨


▲こちらはメスかな! どうやら尾羽がないようです。


▲タイムリミットが迫る中でしたが、十分にツメナガセキレイを堪能できました♪


▲車に乗り込むと、前方にハイタカが現れました!

地面に止まって何をしているのかと思ったら、このあとコヨシキリを狩っていました。


無事にツメナガセキレイを見れて大満足のまま、網走市へと戻ります。


▲欠航率が異常に高いことで有名なあばしりネイチャークルーズ、この日はなんと奇跡の出航!


▲ハイイロウミツバメを狙うべく網走の沖合へと漕ぎ出します!


▲トウゾクカモメ!と思ったらチゴハヤブサでした爆笑 なんでいるん笑


▲クロアシアホウドリがすぐ近くを飛翔~


▲目的のハイイロウミツバメが現れましたが、なかなか撮影が難しい!


▲ぷかぷかハシボソミズナギドリに。


▲アカアシミズナギドリも出現!


▲ハイイロウミツバメもちょこちょこ出現しますが、一瞬で飛び去って行くのでなかなか撮れない💦


そんな中で、腰の白いウミツバメが出現!

海域的にコシジロウミツバメだろうと思ったものの、色が明らかに黒く、アームが短く、飛び方も明らかに違います。


▲撮った写真を確認してみて、あれ…アシナガウミツバメじゃね?

下船後にすぐに確認したところ、やはりアシナガウミツバメで、なんとオホーツク初記録になるとのことでした!

関東沖で何度も見ている種とはいえ、こうしてオホーツク初記録の瞬間に立ち会えたのは嬉しい限りですね!


あばしりネイチャークルーズが終わった後は、また小清水原生花園へ。


▲シマセンニュウがお立ち台に乗っていました。


▲ノゴマのオスもようやくいい感じに撮れました✨


▲夕食は冬にも来たインドカレー屋さんで!


こうして大満足の成果で、いよいよ最終日を迎えました。

早朝に網走の友人宅を出発し、鶴居村を抜けて、はるばる釧路まで戻って来ました。

目星を付けていたポイントで、時間ギリギリまでエゾセンニュウに挑戦しますが、やはり声はすれども撮影は叶いませんでした💦


▲ノンシャッターは寂しいので、ハシブトガラだけパシャっと。


▲朝のうちに釧路空港まで戻って来ました!

この後のフライトで、東京へと飛び、僕はそのまま高速バスに乗って、その日中に新潟まで帰りました。

8日間も北海道に居たので、渋谷に降り立った瞬間に暑すぎて倒れるかと思いましたよ。


改めて振り返ると、夢のエトピリカに、ギンザンマシコ、チシマウガラス、ツメナガセキレイ、ハイイロウミツバメなど目的だった鳥は全てコンプリート!

同行者や、泊めてくれた友人などのおかげもあって、今回も最高の遠征になりました!


最後まで見ていただきありがとうございました。

~ルソン島探鳥記 Part1~ フィリピンの固有種たちが続々登場!

8月25日から9月8日まで15日間かけて、フィリピンのルソン島と半島マレーシアを巡って来ました! ビコルサザイチメドリという、これまでほとんど野外で撮影された写真がなかった幻の鳥が今なら見ることが出来るため、フィリピンへの遠征を決めました。 そこに以前から見たかった半島マレーシア...