8月11日
この日も朝からキナバル山で探鳥です!
3Wを求めて、朝ごはん抜きで張り切って早朝から公園へ!
安い宿を予約したので、公園までは片道20分ほど歩かねばなりません。
▲アカガオサイホウチョウの幼鳥 /Ashy Tailorbird
かわいいおチビちゃんが宿の前のテラスにやって来ました。
▲ハイイロオウチュウ /Ashy Drongo
いつも夕食を食べていたレストランの前に鎮座していました。
ここでようやくキナバル公園に到着。
▲カオグロオオサンショウクイ /Bornean Cuckooshrike 固有種
給餌しているところに遭遇しました!
▲アイイロヒタキ /Indigo Flycatcher
相変わらずキレイな藍色!
公園内を進んでいくと、中国人?のバードウォッチャー数名とガイドが何か見ていました。
彼らの様子を伺いましたが、特に何も居なさそうだったので先に進み出したその瞬間!そのガイドが「いた!こっちこっち!」と叫びました。
我々も「えっ?!何が居たんだ?!」と思って振り返る…しかし鳥の姿は見えない…彼らと一緒にしばし待っていると…視界の下から真っ赤な鳥が飛び上がって来ました!!!
▲ノドグロキヌバネドリ♂ /Whitehead's Trogon 固有種
うわぁぁぁぁぁ!
めちゃくちゃ見たかったノドグロキヌバネドリ!!!
真っ赤な体色に銀色と黒色が散りばめられたとても美しい配色!
3Wのひとつ、ノドグロキヌバネドリの降臨に心臓バクバクで撮影していたら、今度はガイドが「Broadbill!」と叫びます!
慌ててその方向を見てみると全身が緑色に輝く鳥の姿が…!
▲オオミドリヒロハシ♂ /Whitehead's Broadbill 固有種
うわぁぁぁぁぁ!
これはやばい!今回のボルネオ遠征で最も見たかった鳥のひとつ!オオミドリヒロハシ!
写真は低い枝に止まったほんの僅かな瞬間をなんとか切り取った写真です!
このオオミドリヒロハシのペアはしばらく周辺をウロウロしていましたが、この写真の一瞬以外に低い枝に降りてくることはなく、高い高い木の上を移動していました。
本当にめちゃくちゃ見たかった鳥だったので超絶嬉しかったです!
そしてこれにてオオミドリヒロハシ、ノドグロキヌバネドリ、ゴマフクモカリドリのキナバルの3Wを制覇!!!ハットトリック達成です!
オオミドリヒロハシをバッチリ撮れて満足したので、「Broadbill!」の叫び声で思わず放置してきてしまったノドグロキヌバネドリの撮影に戻ります。
▲少し移動していましたが無事に再発見できました!
▲ペアで並んでくれるシーンも!
ノドグロキヌバネドリとオオミドリヒロハシの出現にウッキウキで撮影していたら、今度は道路を赤い鳥が横切っていく!
▲アカガシラシャコ♂ /Crimson-headed Partridge 固有種
えええええ~?!
今度はターゲットのひとつのアカガシラシャコが出現!
▲メスも一緒に出てきました!
完全に他グループのガイドさんのおかげ様でしたが、素晴らしい時間でした!
オオミドリヒロハシ、ノドグロキヌバネドリ、アカガシラシャコの同時出現にボルテージはMaxに達し、あまりの衝撃にしばらく放心状態でした。
▲ヒムネスミゴロモ♀ /Black-and-crimson Oriole
ここからはいつも通りティンポホンゲートまで登って行きます。
▲チャバネアオゲラ /Chequer-throated Yellownape
霧が濃くなってきて鳥が見づらくなる中で、動く鳥影を見つけてストップ。
同行者が双眼鏡で確認してくれて「ハゲガビ!」と。
▲ハゲガビチョウ /Bare-headed Laughingthrush 固有種
うおおおおおお!
キナバル山のターゲットの中でも難関種のハゲガビチョウ!!!
そもそも出会う機会が多くない上に、高速で木々の中を動き回って撮影が難しいため、かなり観察が難しい種です!
この時は混群の先頭に6羽ほど居て、ハゲガビチョウに続いてボルネオチャガシラガビチョウ、ボルネオタンビヘキサン、ボルネオシラガオナガ、カンムリオウチュウなどが続きました。
▲ベニサンショクイ♂ /Grey-chinned Minivet
午後はこれといった出会いもなく終了でした!
今日だけで一気に見たい鳥を見れてしまったので、残るターゲットは…
・薄暗い時間に現れる世界でほぼキナバルでしか見られない固有種ムネアカジツグミ
・ボルネオ固有種で観察するのが難しいキンガオサンショウクイ になりました!
明日はどんな出会いがあるかな。
最後まで見ていただきありがとうございました
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