4月28日
今年も春の飛島に行ってきました。4月28〜29日の1泊2日です。
4月後半のこの時期は、クロジョウビタキ、ハシグロヒタキ、ヒメコウテンシといった珍鳥が現れるシーズンですので、この3種に期待して島に向かいました。
まずは、酒田まで電車で向かいます。その車内で、飛島にヨーロッパコマドリが出たという投稿を見かけました。眠気が吹き飛んで、一気にワクワクが増しました!
▲酒田駅から船乗り場に向かう道中ではコムクドリをよく見かけます。
ヨーロッパコマドリ出現の報に沸いたまま船に乗り込み、飛島に向けて出港しました。
▲港を出るとシロエリオオハムが飛び始めました!キレイな夏羽です。
1時間15分ほどで、飛島に到着しました。
宿に荷物を置いて、何よりも真っ先にヨーロッパコマドリを見に急ぎます。出会った人から、さっきまで出ていたという情報を聞き、はやる気持ちを抑えきれません。
▲山グラウンドを通りがかったところで、サンショウクイがいるのが見えました。
今年は鳥が少ないと言われているように、去年に比べて明らかに鳥が少なかったです。しかし、それでも飛島の鳥数はすごいです。
▲道を歩いていると、エゾムシクイが飛び出してきました。
ヨーロッパコマドリの現場では、複数のカメラマンさんがその登場を待っていました。
みなさんはもう撮り飽きたといった様子でしたが、今来たばかりの僕は一生に一度のチャンスだと息を飲みます。
▲シベリアアオジが出てきました。この鳥も本土ではなかなか見られません。
そのとき、「出た!」の声。現場に緊張が走ります。
▲ファインダーにこの鳥を捉えた時の興奮は忘れられません!震える手でシャッターを切ります。
▲国内でまたこの鳥に出会うことはないんじゃないかと思うほどに、珍しい鳥です。まぁこれは国内に限った話で、イギリスに行けばわんさかいるそうですが笑
▲この鳥の珍しさはさておき、オレンジのよだれかけのような模様がとってもチャーミングで可愛らしい鳥です💕
▲君たちは何を撮っとるんや?と言わんばかりに、センダイムシクイがやって来ました。
ひとまずヨーロッパコマドリが撮影できたところで、今度はカラフトムシクイがいるというので、探しに行きます。
▲道中のロープに当たり前のようにキビタキが止まっていました。頭に何か付いてますね笑
▲小さくてすばしこく、今まで見た鳥の中で1番素早いと感じました。
▲暗い場所だったこともあり、撮影は困難でしたが、ムシクイ好きの腕の見せどころだと張り切りました!笑
▲ぴょんぴょんと高速で移動しながら、定期的に目線ほどの高さにも下りてきてくれました。
▲以前からずっと見てみたかった鳥だったので、嬉しかったです✨
▲水が流れていたので、ルリビタキのメスが水飲みにやって来ました。
この日の最後にもう一度、ヨーロッパコマドリの現場に向かうことにしました。
▲目の前の道路にいきなりオオルリのオスが飛び出してきました!
▲そのまま脇の木に飛び上がりました。これぞ飛島クオリティ✨
▲山グラウンドでは3羽のノビタキの姿がありました。
▲こちらはメスです。近くにホオアカもいたため、ここは北海道か!という感じでした笑
▲道中ではあちこちでキビタキが地面に転がっています笑
▲途中からは、またキビタキか…と思ってしまうほど! 贅沢ですが。
またとない機会だろうと、座ってヨーロッパコマドリを待ちました。
▲あっ!かわいい! 側溝に出たり入ったりを繰り返していました。
▲思ってもみなかった珍鳥との遭遇に、興奮冷めやまぬままこの日の探鳥を終えました。
こうした超珍鳥との出会いがあるため、渡りの時期の離島は癖になります。
飛島は新潟からは比較的行きやすいので、またチャレンジしたいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
2度目の飛島ですね。
返信削除地理も把握してるので動きやすかったのでは?
ヨーロッパコマドリに出会えて良かったですね。
文面から興奮が伝わりました☺️
最後の4枚のショットが特に可愛いです!
前回初めて行ったときに比べると地理がよく分かったので動きやすかったですよ~
削除ヨーロッパコマドリは国内ではド級の珍鳥ですね!