2023年11月18日土曜日

~タイ鳥見旅行記 4日目~ クビワヒロハシ、クロアカヒロハシ、ニセメンフクロウなど! 10月22日撮影

10月22日
この日は、朝からKhao Sok国立公園で探鳥します。

カニクイザル(crab-eating macaque)がたくさん!

ブタオザル(southern pig-tailed macaque)の姿も!
しっぽの長さが違います!

朝食までにシロクロサイチョウが見られるポイントで待ちます。
クロボウシヒヨドリ(Black-crested Bulbul)が飛んで来ました。
ズグロヒヨドリもいました。

先日のブログにも登場した、写真が撮れないでおなじみのチャムネバンケンモドキ(Chestnut-breasted Malkoha)
今回も写真と呼んで良いのかどうか笑

はるか遠くの木の上に2羽の鳥影が!
写真だと遠すぎて分からないので、ガイドさんがスコープで確認して覗かせてくれました。
「おっ!ちょっと珍しいやつだね!」と言っていました。
右にいるのがキホオゴシキドリ(Gold-whiskered Barbet)で、左にいるのがルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)です!

他に、キゴシタイヨウチョウ(Crimson Sunbird)がいましたが、スコープで覗いただけで写真はなし。でも、とっても美しい真紅で、印象に残りました。

この後は、バイキング形式の朝食を食べて、また公園内で探鳥です!
木の上に3羽のススイロゴシキドリ(Malay Brown Barbet)を見かけました!
カラフルな種類がほとんどのゴシキドリの中で数少ない地味な種類です。

その木の下に木の実があって、そこにアオミミゴシキドリ(Blue-eared Barbet)がやって来ました!
やはりカラフルです✨

木の上から様子を伺っていたススイロゴシキドリが木の実を食べに降りて来ました!

ゴクッと丸呑みです!

デカい嘴が可愛らしいですね💕

ここで目的の鳥のひとつだったクビワヒロハシの出現を待ちます。
1羽の鳥が真上の木の中に飛び込んできました!
これこそ目的のクビワヒロハシ(Black-and-yellow Broadbill)です!!!

アニメキャラのようなひょうきんな顔が特徴の面白おかしい見た目の鳥です。

イラストで作ったような鳥ですよね!
出会うことが出来て良かったです✨

その後は公園内を歩きます
日本でもおなじみのコサメビタキ(Asian Brown Flycatcher)

キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)のメスもやって来ました!

こっちがキバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)のオス!
喉がとってもキレイです✨

森の中でガイドさんが立ち止まって指差します。
「なんだ?」と思いながら指差す方を見ると、カザリショウビン(Banded Kingfisher)が目線の枝に止まっていました!撮影しようとすると、ぐちゃぐちゃの木の上に上がりました。
とりあえずぐちゃぐちゃの中の証拠写真です。
その後、ガイドさんが「こっちから丸抜けで見えるよ!」と言って何度もあそこあそこと指差してくれるのにどうしても場所が分かりません。同行者も「丸抜けだよ!」と教えてくれましたが、やはり分かりません。さっきあんなぐちゃぐちゃの中では分かったのに、なんで丸抜けが分からないんだ?!と自分もかなり焦ります。ガイドさんがスコープを覗かせてくれて、丸抜けのカザリショウビンがキレイに写し出されていました。結局、僕が双眼鏡でその姿を捉え、分かった!と思った瞬間に飛んでしまい、僕はその丸抜けの写真を撮ることは出来ませんでした。ただ、あの美しい姿はこの目に焼き付けましたし、同行者やガイドさんがバッチリ撮影して下さったので良しとします笑
僕が必死になって探していた場所よりもうひとつ奥のレイヤーにいたため、視界に入らなかったようでした。ドンマイ…
カザリショウビンはガイドさんもここでは初めて写真が撮れたよと言っていて、なかなか難易度が高い鳥なので、出会えて良かったです!

カザリショウビンの丸抜けを撮り逃して悔しがっていた僕の元にマミジロムシクイ(Yellow-bellied Warbler)の群れがやって来ました。

見たかった鳥のひとつなので嬉しい!
遠くで幻のオナガサイチョウの声がしていました。

川にはカメの姿がありました~

ここから公園内の道を歩くことに
サルが抱き合ってる!と思ったら、

背負い投げ〜! え〜?!
何をしているんだかのサルたちでした。

こっちでは子どもを可愛がる両親の姿がありました。

こっちでは子ザルのシッポを掴んで持ち上げているサルの姿も!
人間みたいで見ていて面白かったです。

ムナフムシクイチメドリ(Pin-striped Tit-Babbler)に出会いましたが、写真はこれくらいしか撮れてません笑
ハシブトハナドリらしき鳥の姿も。

何か動いたのでとりあえず撮ってみたら、ヒタキサンショウクイ(Bar-winged Flycatcher-shrike)でした!
見たかった鳥なので嬉しいですが、ちゃんと見たかった~

トカゲがいました

子どものころ図鑑で見てキレイだなと思ったことがあったヤマオオイナズマ
まさかこの目で見る日が来るとはね!✨

小川のそばでミツユビカワセミを待ちながら休憩していると、蝶たちが吸水しているのを見つけました。
吸水中のアカネアゲハかなぁ 近くにはコモンタイマイやキチョウの仲間も!
子どもの頃の蝶知識が役に立ちました!

スコールが降り始める中で、また大物登場!
クロアカヒロハシ(Black-and-red Broadbill)です!

2羽が仲良く雨宿りしていました♪
キレイな色合いですね✨

ドカッと降って、歩いているうちにスコールは去っていきました。
シロハラカンムリヒヨドリ(Ochraceous Bulbul)がいました!
Ochraceousは黄土色って意味です。

今度はムナフタイヨウチョウ(Purple-naped Spiderhunter)が登場!
英名はクモカリドリ(Spiderhunter)なのに、和名はタイヨウチョウ(Sunbird)になっていて気持ち悪いですが、分類が変わった影響みたいですね。
同行者がココナッツサンバードと聞き間違えたのが面白くて印象に残っています笑、ガイドさんの発音が良くて本当にそう聞こえました笑

胸の縞模様が独特ですね!

開けた場所でベンチに座ってランチタイム♪なんてしていると...
Indomalayan Honey-buzzardと思われる猛禽類が近距離を飛翔!
和名がなさそうですが、付けるならインドマレーシアハチクマとかになるんかな?

日本で見るハチクマではあまり見ない色合いですよね!

またトカゲを見かけました。

キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)のオスが近くに!

葉っぱに止まってる! すご!

朝にカザリショウビンを見た場所に戻ってみると...
クロバンケンモドキ(Black-bellied Malkoha)の姿が!
Malkohaの例にもれず今回もひどい写真です笑

アオバネコノハドリがいましたが、写真は悲惨すぎるので割愛。
アカハラシキチョウ、エンビシキチョウSP、アオヒタキSP、シロクロサイチョウなどは声を聞いただけでした。

暗かったので証拠写真ですが、Baker's Bulbul
メジロヒヨドリとスプリットして、まだ和名は付いてなさそうですが、あえて付けるならベーカーヒヨドリとか?

いよいよリベンジの夜がやってきました!
昨夜撮り逃したニセメンフクロウを絶対に撮る!と意気込みます。
夕食を食べながら暗くなるのを待ちますが、降り続く雨が止む様子がありません。暗くなっても雨は止まず、レインコートを着て、暗い森の中に入りました。
昨夜とは違い、ニセメンフクロウの声は全く聞こえません、ただただ雨が森の葉っぱに当たる音だけが響いていました。
ニセメンフクロウの声が1度もしなかったので、今日は無理かも...と諦めかけていたところで、ガイドさんがライトを消してと言うので、ライトを消して、しばらく立ち止まっていました。ライトを消したことで世界は真っ暗闇、月の光と雨の音だけの世界です。
しばらくじっと立っていて、ガイドさんがパッとライトを点けました。暗闇の中にそのライトの光が輝いた瞬間、スポットライトのように当たった目の前の木にニセメンフクロウがいて、こちらを見つめていました!本当に信じられない!!!
本当に夢を見ているような心地でした。
ガイドさんが何を察して、あの暗闇の中でどうやってニセメンフクロウを認識したのか、全く想像がつきませんが、ライトを点けた時にライトの中心にこの鳥がいたことから、暗闇の中でガイドさんはこの鳥を認識していたのだと思います。信じられないですが、本当にガイドさんに感謝感謝でした♪
ニセメンフクロウ(Oriental Bay-owl)
暗い森の中でニセメンフクロウと向き合う時間...夢のようでした。

しばらく我々と見つめ合った後、これは幻だったかのように暗い森の中に消えて行きました。

今回の旅の中でも、最も刺激的だった瞬間の一つでした。
興奮で眠れない夜かと思いきや、昨晩の悔いを打ち破った達成感と共にぐっすりと眠りましたzzz

最後まで見ていただきありがとうございました。

1 件のコメント:

  1. お猿さん達可愛いね〜!
    クビワヒロハシまん丸な目でホントにアニメキャラみたいw
    可愛い♡
    そしてニセメンフクロウのリベンジ成功おめでとう!!
    ライトを点けて目が合った時すごい感動したでしょうね。
    最高やね!
    私もそのシチュエーションを想像してワクワクしました。

    返信削除

~銚子遠征 Part1~ オオホシハジロ、カナダカモメなど!!!

今回の記事は銚子への遠征の記事です。 2月29日~3月1日は銚子でカモメを観察し、2日は午前中は三番瀬へ、午後は友人たちと東京で遊びの予定がありました。 2月28日のバイト終わりに夜行バスに乗って新潟から東京へ向かい、29日の朝イチの電車で銚子へ。駅で鳥友さんと待ち合わせしました...