2023年11月12日日曜日

~タイ鳥見旅行記 2日目~ マレーモリフクロウ、オオフクロウ、ウロコガマグチヨタカなど! 10月20日撮影

タイ鳥見旅行記の2日目です!
前回の記事を見ながら、写真と文字が小さくて読みにくいなと思ったので、今回は大きくしてみました!

10月20日
この日から4日間はガイドさんの案内で野鳥観察です!

朝からローカルな食堂で朝食をとって、マレーモリフクロウを探しました。
ガイドさんとのやり取りはもちろん英語ですが、僕レベルでも特に問題なく会話出来ました!ちなみに、現地の人はほとんど英語は通じないですが、接客業をしている一部の人には英語が通じるので、ホテルなどで困ることは基本なかったです。

マレーモリフクロウのお気に入りの枝は台風で折れてしまったらしく、今はその枝にいないので、居場所を探さねばなりません...💦
なかなか見つからず、諦めかけていたところで、ガイドさんが発見してくださいました!
マレーモリフクロウ(Spotted Wood Owl)
お面を付けているような顔が面白いですね!

2羽いました! ガイドさんのおかげで見られて良かったです♪

小さなリスも見かけましたよ! 可愛い💕

道路の真ん中にインドトサカゲリ(Red-wattled Lapwing) 美脚ですね✨

赤い肉垂れ(Red-wattled)がオシャレ!

ここで近くの民家に寄りました。なんで?って思ってガイドさんに付いていくと...
えっ?! 民家の屋根にマレーモリフクロウ?!
どうやら保護された個体だったそうです。

スマホでネコとツーショット! あり得ない光景です

近くの木にメグロヒヨドリ(Yellow-vented Bulbul)が止まっていました。

その後はAo Phang Nga国立公園に移動して、マングローブ林などで野鳥観察!
シロガシラトビ(Brahminy Kite)が止まっていました。

日本でもおなじみのアカアシシギ(Common Redshank)

マングローブモズヒタキ(Mangrove Whistler)が現れましたが、撮影できませんでした💦 見つけたあれだ!と思って撮ったこちらはオウチュウ(Black Drongo)
他にも野生と思われるセキショクヤケイやヤマショウビン、ムシクイなどにも出会いましたが、全然キレイには撮れず!
目的はマングローブヤイロチョウだったのですが、今回は見つかりませんでした!

牛がいました笑 近くにダイサギとムラサキサギもいましたが割愛。後日登場します。

これはコシアカツバメ(Asian Red-rumped Swallow)かなぁ?

ここで、水の上に浮かんだレストランに休憩がてらに寄って飲んだマンゴースムージーがとにかく絶品で、本当に美味しかった。これを飲みにまたタイに来たいくらい笑

水面には大量のテッポウウオが泳いでいました。

それではマンゴースムージー片手に出発~!したのも束の間に、電線にヤマショウビンが止まっていたので車を止めてもらいました。
ヤマショウビン(Black-capped Kingfisher)
車から降りた直後に飛び出しましたが、どうにか撮影成功~♪

本当に美しい鳥✨ 日本で見たら発狂ものです笑

続いてのポイントではヒロハシやショウビンを探します。
早速目の前にいた~!!!

チャバネコウハシショウビン(Brown-winged Kingfisher)です!

この角度で見ると日本のアカショウビンみたいね^^

抜き足差し足で近づいて撮影しました✨
撮影中に横の木にスジムネアオゲラ(Streak-breasted Woodpecker)が飛んで来たのですが、この子の撮影を止めたくなくて、後回しにしていたら撮り逃しました笑

うっすら見える腰の青色も美しい✨

急に羽を広げたのでフレームアウト! オーノー!笑

水辺に下りてきました!

背景から漂う日本じゃない感も良いですよね!

満足いくまで撮影出来ました♪
Kingfisherは好きなので嬉しかったです!

ノドグロサイホウチョウ(Dark-necked Tailorbird)の声がしましたが、遠かったので探せず。
今度は樹幹部から「ビッビッ」という声と共にすごく小さい小鳥がホバリングしているのが見えました! これはまさか!
やっぱり! セアカハナドリ(Scarlet-backed Flowerpecker)だ!
図鑑で初めて見たときに、「なにこのハナドリって鳥のグループ超可愛い!」と思って、見れるのを楽しみにしていたんです♪

近くにムシクイの姿も。 地鳴きからアムールムシクイ(Pale-legged Leaf-Warbler)で合ってると思います。

少し場所を移動して、オオルリチョウ(Blue Whistling-thrush)に出会いましたが、撮影はめちゃくちゃ困難な暗い場所で、結局撮れませんでした💦
その後は、近くの遊歩道的な道を歩きました。

チャバネコウハシショウビン(Brown-winged Kingfisher)にまた遭遇!
他にもキツツキの仲間やイソシギなどに出会いましたが、撮影できなかったり遠すぎたりで割愛。

続いてはアカガオサイホウチョウ(Ashy Tailorbird)のポイントに行きました。
早速現れた!と思ったらオナガサイホウチョウ(Common Tailorbird)でした。

あまりに小さい鳥だったのでビックリしました!

今度こそ現れた!と思ったらセアカハナドリ(Scarlet-backed Flowerpecker)だ! でも、やった~^^

ガイドさんがこの子をAshy Tailorbird!と言ってた気がしたのですが、帰国後に写真を見るとCommon Tailorbirdだと思うな~
ガイドさんが見てたのと違う鳥を僕が撮ったのか、僕の聞き間違いだったのか、そもそもAshy Tailorbirdはいなかったのか...真相は闇の中ですね笑

その後は、Si Phang Nga国立公園にウロコガマグチヨタカを見るために移動です!
車での移動中にはスコールに遭遇したり、その影響で道路が軽く冠水していたり、大量の木材を詰んだトラックがゆっくり走っていてなかなか追い越すタイミングがなく、かなり長い時間トロトロ走行したりと色々なことがありました。

目的地に着くと、現地のガマグチヨタカのプロフェッショナルがニコッとした笑顔で待ち受けていて、さぁおいでおいでといった様子で案内して下さった。しかし、国立公園内の道を歩き始めてすぐに、道脇の小川沿いの斜面になった藪の中に突入して行き、嘘だろ?と固まっていると「おいでよ?」という感じで言ってこられたので、マジかよ笑と思いながら付いていく。スコールの後でびちゃびちゃの岩の上は滑りやすく、2回スリップしてカメラを岩にぶつけて壊しかけた。奇跡的に無事だった。めちゃくちゃ焦りましたし、軽くトラウマです笑
「さっき人が滑って落ちて救急車来たから気をつけてね」と言われて洒落にならねぇと思いながら薮をかき分けて斜面を進む。途中からトゲトゲのツタが服に突き刺さって、レインコートを着ていたので痛くはなかったが、非常に歩き辛かった。薮をかき分け進んだ先の急斜面の背丈の高い竹やぶの中の暗い場所にウロコガマグチヨタカの姿があった。興奮で、我を忘れて撮影。急斜面は上手くバランスがとれず、アングル的にも1番良かったので、急斜面に寝転んで撮影した。複数のヒルが自分の周りをウロウロしていたが、ガン無視で撮影していた。今思うと恐ろしい笑

何はともあれ身体的にもカメラ的にも個人的には極限状態で撮影したウロコガマグチヨタカ(Gould's Frogmouth)
とんでもなく暗かったが、なんとか数枚はちゃんと撮れてて良かった♪

目を開いた! いやもうほぼ笹の葉ですやん!とツッコミたくなる。

ちなみにこのウロコガマグチヨタカという鳥は夜行性のため、昼間は冗談抜きで一歩も動きません!見た目は枯葉にしか見えず、自力で見つけるのは不可能です。
ここを案内してくれたプロフェッショナルは、日の出ごろのこの鳥が鳴く僅かな時間に居場所の目星をつけ、藪の中を進んで鳥を探すらしい。もはや人間業では無い。こんな鳥普通見つけられない。

薮から出てきたらカメラも含めて全身ドロッドロになっていた笑

同行者が高い木の上にウォーレスクマタカ(Wallace's Hawk-eagle)が止まっているのを発見した。
なんかハロウィンに出てきそうな木やな笑

背後から飛んできて近くの木に止まったのはコウオクイワシ(Lesser Fish-eagle)
めちゃくちゃカッコいい✨

この日のラストはオオフクロウを見に移動!
オオフクロウの場所にいたセキショクヤケイ(Red Junglefowl)というよりHouse chicken笑
親子で歩いていて可愛かった💕

目的のオオフクロウ(Brown Wood-owl)も無事に撮影成功!

数羽居ましたが、警戒心が強く、かなり暗い場所だったため撮影は大変でした💦
そして、おびただしい数の蚊がいて、わずかな露出部だった顔に群がってきて不愉快極まりなかった笑

ホテルに移動し、レストランで夕食を食べているとスコールが降り出した。夜間に気温が下がってからスコールが降ることが多い。

そして、ホテルに戻ったあとは、気を失うように寝た。

おまけで、メモ程度ですが、個人的に思ったタイ事情を少し↓
タイのホテルの鍵は開ける時は良いもののとにかく閉め方が分からなかった。教えて貰ってようやく分かった。ドアの内側にカギを閉めるボタンがあるのだが、それを押してからドアを閉めるとカギが閉まる。つまりドアを閉める時にカギを使わないのだ。カギを閉める時にカギを使わないので、部屋の中にカギを置き忘れてカギを閉めてしまいそうで怖いなと思った。
またトイレについては、ホテルのトイレはほとんど日本と変わらなかった。公共トイレなどでは、流すボタンがなく、脇にあるバケツから桶で水を掬って流すスタイルだった。また、タイのトイレは共通してトイレットペーパーは流さずに脇のゴミ箱に入れる。公共トイレはトイレットペーパーがないことも多いので要注意。あと、ウォシュレットはトイレ脇にあるシャワーみたいなやつを使うらしい。
トイレットペーパーを流せないのは水圧が弱くて詰まってしまうためで、お風呂のシャワーもかなり水圧が弱かった。
水道水はもちろん飲めないので、常に飲料水を購入していた。コンビニなら2Lの水は14~20バーツ(60〜90円くらい)で売っていた。セブンイレブンが大量にあるので、買い物には困らなかった。
(大学のレポートに出すつもりで書いてたので、このブログと口調が違いますね笑)

最後まで見ていただきありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. 猫とマレーモリフクロウのショットを送ってくれた時
    木彫りのフクロウかと思いましたwすごいね!
    ヤマショウビン美しいですね!!
    2日目からアグレッシブな体験したね。
    命がけやん汗 頑張って撮ったヨタカちゃんめっちゃ可愛いです。
    タイ事情も参考になります。
    プロフェッショナルさんは超人だね!

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    1. 色々な経験をでき、たくさんの美しい鳥たちを観察できました。
      それぞれの鳥にそれぞれの思い出があって、とても良かったです。

      削除

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