9月9日の14時に母島の沖港に到着しました。
重たい荷物を持って下船後、お宿の方の送迎でお宿に行き、部屋に入って荷物を置きました。
今回のお宿はアンナビーチ母島さんにお世話になりました。とても良いお宿でした!また今後の記事で少しずつ書き連ねたいと思います。
今回の母島でのターゲットは通称オガサワラメジロ、オガサワラヒヨドリ、オガサワラノスリ、ハシナガウグイス、ハハジマメグロ、アカガシラカラスバトです!
さらにもう見れないだろうと諦めていた亜種オガサワラカワラヒワ(8版で種として昇格予定)がターゲットです。オガサワラカワラヒワはここ数年母島から姿を消してしまっており、見ることは諦めていたのですが、僕が母島に行く2週間前くらいから数件の目撃情報があり、可能性は捨てきれないと期待していました。
いよいよ母島での探鳥開始です!
早速、港にキョウジョシギの群れの姿がありました。港からグラウンドを目指して歩きます。
ここでオガサワラメジロに遭遇!
ここでオガサワラメジロに遭遇!
本州のメジロとは色合いや嘴の長さが違いますね!
オガサワラメジロ(通称)はややこしい分類になっていて、亜種シチトウメジロと亜種イオウトウメジロの交雑とされ、戦時中に愛玩用に人為的に小笠原に持ち込まれて交雑したとされています。
亜種メグロはすでに絶滅しているため、現在では亜種ハハジマメグロが母島、向島、妹島に分布しています。このうち、一般人が立ち入れるのは母島だけであるため、一般人がメグロを世界で唯一見ることが出来る場所が母島ということになります。
そう聞くとめちゃくちゃ貴重!なのですが、母島には至る所に普通にいました笑
本州のヒヨドリよりも暗色で、褐色味も強いです。
グラウンドに到着すると、ムナグロたちが。
本州のノスリよりもかなり白っぽい見た目をしています。
時々アカガシラカラスバトの鳴き声が聞こえますが、姿は見えません。
さっきの個体でしょうかね?
お宿に戻ってからは、宿泊者のみなさんと一緒に夕ごはん。島のものを使ったおいしくて家庭的な夕食を楽しみました。
夜は日本一キレイと言われる星を見に、片道20分ほどの道を歩きましたが、生憎雲がかかってあまり見えませんでした。
道中でカタツムリやヤドカリ、ゴキブリ、ヤモリ、カニ、カエル、蜘蛛、ワラジムシなど色々な生き物を見ました。きっとこれも固有種なんだろうなぁなんて思いながら観察&撮影していました。
宿に帰ったらもう就寝です。船に1日以上乗っていたため、普通に立っていても上下に揺れているように感じて少し気持ち悪かったです。
今までに撮影した野鳥の種類はハハジマメグロを入れて297種類になりました。
オガサワラメジロ、オガサワラノスリ、オガサワラヒヨドリは亜種ライファーです。
さて、母島1日目にして残すターゲットはアカガシラカラスバトと幻のオガサワラカワラヒワになりました。
ここから2泊の滞在で目的は達成出来るのか?!
次回に続く…
最後まで見ていただきありがとうございました。
一般人がメグロを世界で唯一見ることが出来る場所が母島って
返信削除すごい!!って思いました。たくさんいるから貴重度が薄れるかもしれないけど母島に行かないと見れないんやもんね。
やっぱりノスリはかっこいいなぁ。
1日目にして目的の鳥に大方出会えて幸先いいですね!
世界でここだけってめっちゃカッコいいですよね。
削除今後小笠原に行く機会はそう多くないと思うので、たくさん撮っておいて良かったです♪