2025年9月18日木曜日

~ボルネオ探鳥記 Day2~ キナバル山で探鳥!

8月9日

この日からいよいよキナバル山での探鳥が始まります。
ターゲットとなる種が多くいる場所なので、じっくり時間をかけて5日間探鳥します。

朝起きて部屋を出ると、部屋の前で多くの鳥が動いています。


▲ハジロマユヒタキの幼鳥  /Little Pied Flycatcher

現れたのはかわいい~💕小鳥!


▲ハジロマユヒタキ♂ /Little Pied Flycatcher

幼鳥2羽の近くには両親の姿もありました。
オスは雪が積もったような眉が可愛らしいのですが、なかなか好条件で撮影出来ませんでした💦


▲ボルネオシラガオナガ /Bornean Treepie 固有種

部屋の前のテラスには次々に鳥がやって来ます。


▲ヤマゴシキドリ /Mountain Barbet 固有種

今回の旅程では出会う機会が少なそうだった本種は部屋の前で観察成功!


▲ズグロメジロ /Black-capped White-eye

しばらく待っていただけでこれだけの野鳥が見られました。
部屋の前で探鳥出来るなんて贅沢すぎる!


宿に併設のレストランで朝食を。ネコがカメラに興味津々です笑

腹ごしらえを済ませたら、入園料50RM(1700円くらい、高っ!)を払っていざキナバル山へ!
ひとまずティンポホンゲートまでの道のりを1往復してみることに。


▲チャバネガビチョウ /Sunda Laughingthrush

最初にボルネオチャガシラガビチョウと共に現れたのはこの子でした!


▲チャガシラモリムシクイ /Yellow-breasted Warbler

キナバルでは良く出会いますが、とても可愛らしい顔をしています💕
途中までこの子の鳴き声をターゲットのFruithunterの声だと勘違いしていました笑


▲和名なし? /White-browed Shrike-babbler


見晴らしの良い展望台があったので猛禽類でも飛ばないか見ていると…同行者が何か発見!


▲キナバルカンムリワシ /Mountain Serpent-eagle 固有種

個体数がかなり少なく、今回の旅で出会えるかどうかは運次第でしたが、無事にその姿を拝むことが出来ました!
キナバル山の岩肌を背景に悠々と大空を舞う姿はまさにキナバルの主といった風格です。


▲カオグロクマタカ /Blyth's Hawk-eagle

後に続くように飛び出してきたのはカオグロクマタカ!

キナバル山滞在中は曇りや霧の日が多かったですが、この日だけはよく晴れていて猛禽観察にはうってつけの条件でした。
実際にこの日はカオグロクマタカやインドクマタカによく遭遇しました。


▲ハイノドモリチメドリ /Grey-throated Babbler

藪の中をちょこちょこ動き回るので撮影が難しい…


▲ボルネオタンビヘキサン /Bornean Green Magpie 固有種

ここでターゲットのひとつのボルネオタンビヘキサンが登場!
数羽の群れが何度もこの枝を行き来して長時間観察させてくれました。


にしても凄まじいインパクトw なんかのキャラクターかw

通りかかった若い中国人鳥屋グループが慌てて車から降りてきて、嬉しそうにこの鳥を観察していました。
全然関係ないけどこのグループにいた女の子鳥屋めちゃくちゃ可愛かったな…笑


その後、ティンポホンゲートの手前でターゲットのひとつのボルネオヤブサメに出会うもロクな写真が撮れず泣
カフェで昼食をとってから下山することに。

下山途中の道で小さな混群に遭遇!


▲キエリゴシキドリ /Golden-naped Barbet 固有種

お~!これは見たかったやつ!
顔の水色がとても美しくて他のゴシキドリとはかなり印象が違います。


▲ボルネオカオジロヒヨドリ /Pale-faced Bulbul 固有種

さらに!ターゲットのひとつのPale-faced Bulbulも出現!
この鳥は許可なしには立ち入れないさらに標高が高いエリアに多く生息しているので、公園内で出会うにはかなり運要素が強い鳥です!



東南アジアお馴染みのスコールに当たってしまい、ベンチで2時間ほど雨宿りを強いられました。
そして、これまた東南アジアあるあるの何故かわざわざスコールの中を「Comfortable!」とか言いながらびちゃびちゃに濡れながら歩くおじさんにも遭遇しました笑

長い雨宿りが終わってようやく鳥見を再開。


▲メジロミツリンヒタキ /Eyebrowed Jungle-flycatcher 固有種

キナバルで見ておくべきキーバードのひとつです!
ヒタキだから小さいかと思っていたら結構デカめの鳥だったので驚きました笑


▲アイイロヒタキ /Indigo Flycatcher

その美しさもさることながら、このネーミングがまた良いですね~
ヒタキの仲間では珍しく、オスもメスも身体が青いヒタキです。


▲ボルネオノドアカハナドリ /Black-sided Flowerpecker 固有種

動きが素早く高いところばかり動くのでなかなか撮影機会に恵まれない本種ですが、今回は植え込みの実を食べに下りてきた個体をバッチリ撮影出来ました!

こうしてこの日の探鳥はおしまい!
キナバル山にはまだまだターゲットがいっぱい残っているので、残りの4日間で全て打ち倒すぞ!と気合を入れつつも、本当に出会えるかどうか不安になってきました。

さて明日はどんな鳥に出会えるでしょう。お楽しみに♪

最後まで見ていただきありがとうございました。

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