2024年6月21日金曜日

~春の飛島 2回戦~ 珍鳥シマアオジ!

5月5日
この春2回目の飛島です!5月5~6日の1泊2日でした。
本当はもう1週後に来たかったのですが、スケジュール的に厳しかったためこの日程になりました。

新潟から酒田駅まで電車で移動し、船乗り場までは徒歩です。
この日も天候は穏やかで、無事に船が出港しました。しかし、係員さんに「明日からしばし海況が良くないので帰れないかもしれないよ」と忠告を受け、かなりドキッとしましたが、天気予報やwindyの予報を見て、これなら大丈夫だろうと信じて乗船しました。

▲遠いところをアカエリヒレアシシギの群れが飛んでいました。

▲ウミウとヒメウが列をなして飛んで行きます。

▲シロエリオオハムはこの航路の常連です。

1時間15分ほどで飛島に到着です!
早速宿に荷物を置いて探鳥開始ですが、暑い!前回よりもかなり暑い!

ヘリポートで友人に出会い、島の様子を尋ねると「とにかく鳥がいない!ドコモの畑にコホオアカがいるのと、ここで朝はアカマシコが出ていた」とのこと。さらに、鼻戸崎でマミジロ、コルリ、ノゴマを見たという情報があったので、一緒に周ることにしました。

▲シベリアアオジかアオジか微妙なラインです。

▲キビタキのオスが地面をちょんちょん。

▲遠いですが、道にコルリのオスが出てきていました。

▲キビタキのオスはあちこちから飛び出してきます。

▲毎回「眉毛は白くないか?!」と確認します笑 この日もマミジロキビタキの目撃情報はありました。僕が飛島で一番見たい鳥です。

▲センダイムシクイが目の前をウロウロ! かわいい💕

▲この日はセンダイムシクイとキビタキのオスが多かったです。マミジロはチラ見したのみで、写真は撮れませんでした。

▲そこらじゅうにキビタキのオスが止まっています。

▲色味が薄く少し違和感を覚えたウグイス。

▲あまりにも鳥がいない上に、暑かったため疲れてしまい、ヘリポートでしばし雑談していました。そんな時に、ノビタキのメスがちょこんと。

最後に島をぐるっと回って宿に向かいましたが、ほとんどノーシャッター。1の畑でカラフトムジセッカらしき地鳴きが聞こえていたものの、姿は見えませんでした。
ほとんど収穫のないまま宿にたどり着いて、本当にこの日の最後の最後に宿の前の草地にフラッと入ったら、スズメの群れの中からホオジロ系の鳥が1羽飛び出して近くの草に止まりました。止まった場所を双眼鏡で確認して、心臓が飛び出そうになりました!「シマアオジ!!!」心の中で叫びます。

▲国内での繁殖個体数がほぼ絶滅状態に陥っている幻のシマアオジ! 日暮れ間際の宿の前で最後の最後に現れた珍鳥に胸の高鳴りが止みません!

▲しばらくすると再び草地に下りてスズメと共に採餌していました。明日もまだいるんじゃないかと期待を込めて、宿に戻りました。

やっぱり離島はこうした思いがけない出会いがあるので辞められない!後に分かったことで、今回は第一発見者ではなかったようですが、素晴らしい出会いにテンションMaxでした!

最後まで見ていただきありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. 飛島行きまくってますねw
    最後の最後に幻のシマアオジに遭遇できて
    本当にラッキーでしたね!!

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    1. 新潟からはアクセスしやすい島ですから、行けるうちにたくさん行っておこうという魂胆です。
      秋もたくさん行きますよ~

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~北海道遠征 午後の部~ エゾセンニュウ、ノゴマ、ノビタキなど!

6月8日 前回に引き続き、北海道の探鳥記です。 午前中の探鳥ではシマセンニュウ、マキノセンニュウをバッチリ撮影出来たので、午後はエゾセンニュウやノゴマを撮影出来るのを願います。 せっかくなので、少しだけ北大苫小牧演習林に行ってみました。 ▲ド派手なオシドリがいました。 ▲ペアのよ...