～タイ中部遠征１日目 前編～ Pak Phli で探鳥！ ２月１８日

２月１８日から２８日まで１１日間タイ中部に鳥を見に行ってきました！

前回のマレーシア遠征時から、次は春にタイに行こう！と同行者と話していたのですが、ふとした時に、エアアジアの東京⇄バンコクの直行便がなんと受託荷物20kg付きで往復48000円！これは予約するしかない！と勢いで予約して遠征が決まりました。

初めはタイ北部のチェンマイへの遠征を計画したのですが、現地でのガイドが軒並み予約いっぱいで見つからず、交通の便も悪いため、今回は北部は諦めて中部に専念することにしました。

ぜひ来年はチェンマイに行ってMrs.Hume's Pheasantを狙いたいものです…

ということで、今回はタイ中部へ！

カオヤイ国立公園とケーンクラチャン国立公園というタイ中部の２大探鳥地を巡るプランです！

２月１８日

前日に、新潟から東京に新幹線で向かい、絶賛話題沸騰中の鳥展を見てから、成田空港へ移動して、直行便でタイの首都バンコクへ向かいました。

深夜の２時にバンコクに到着し、空港の換金所はレートが悪いので１万円だけ両替して、すぐにGrabタクシーに乗り込みました。２時間弱走って着いたのは警察署。

なぜ警察署？と思ったでしょうが、実は今回は強力な助っ人と待ち合わせしていました！

前回2023年にタイ南部を訪れた際にお世話になったご夫婦にカオヤイ国立公園を案内して頂けることになったのでした！本当に感謝しかないです…！

ご夫婦と合流して、まずはPak Phliという探鳥では有名な畑エリアに向かいました。

こんな感じの風景でした♪

早速同行者が畑に下りているバライロムクドリを発見したので車を止めて下車。

▲ホオジロムクドリ(Siamese Pied Starling) が鳴いていました。

▲早速ライファーのセアカスズメ(Plain-backed Sparrow) が止まっていました。

残念ながらバライロムクドリは飛んでしまったようで見つからず。

同行者が防振双眼鏡で動く車内から鳥を次々に発見してくれて感謝でした！

かく言う僕はタイ旅行直前に防振双眼鏡を落として破壊し、タイでは防振を使うことが出来ませんでした泣😭

▲でかっ！と印象的だったコウハシショウビン(Stork-billed Kingfisher)　好条件で観察出来て幸せでした♪

▲可愛らしいキンイロコウヨウジャク(Asian Golden Weaver)

▲ミツバチみたいで可愛いですよね！💕

次々にライファーが増えていって、海外に来たぞ～！と感じます。

▲そ～っと佇んでいたヨシゴイ(Yellow Bittern)

▲可愛らしすぎるアジアコビトウ(Little Cormorant)💕　

前回タイを訪れた際には好条件で観察できなかったのであまり印象に残っていませんでしたが、改めて見るとめちゃくちゃ良い鳥でした！

▲日本でもまだ未見だったムネアカタヒバリ(Red-throated Pipit) が２羽歩いていました！

▲この場所でぜひ見たかったオニセッカ(Striated Grassbird)！

セッカみたいなのに大きくて、でもしっかり囀り飛翔してて…と日本にはいないタイプの変な鳥でした！

▲首をにゅっと伸ばしたムラサキサギ(Purple Heron)

▲東南アジアのド普通種なのに何故か今まで見れていなかったヒメカッコウ(Plaintive Cuckoo) にやっと出会えました！

▲今度は同行者がマダラチュウヒ(Pied Harrier)を発見してくれました！

見れるとあんまり思ってなかったので嬉しかったです！オスも見たいな～

▲こちらも東南アジアではよく見かけるアジアレンカク(Bronze-winged Jacana)

▲今度はレンカクだ！と思ったら、アジアレンカクの幼鳥でした。

こんなに見た目が違うんですね！

▲アジアコビトウ(Little Cormorant) をもういっちょ！

▲めちゃくちゃ近かったオオバンケン(Greater Coucal)

▲ターゲットのひとつのカラフトワシがよくいるエリアにはトビ(Black-eared Kite) が大量にいました。

日本のトビよりも体色が全体的に黒っぽくてカッコ良いです✨

▲アオアシシギ(Common Greenshank) が１羽だけ。

▲タカサゴモズ(Long-tailed Shrike)

あまりに日本で見られる亜種と見た目が違いすぎてビックリしました。

▲オガワコマドリ(Red-spotted Bluethroat) も数羽見かけましたが、日本では珍鳥ですからね～

▲クロトキ(Black-headed Ibis) が飛んできました！　割と珍しい鳥のようです！

▲木の上で羽を伸ばしていたアジアヘビウ(Oriental Darter)

▲今回どうしても見たかった越冬シマアオジ(Yellow-breasted Bunting)！

絶滅が心配されていて、日本ではなかなか出会えない本種ですが、この場所ではたくさん見られました。

▲複数の個体を好条件で観察できたものの、オス成鳥はチラ見で終わってしまいました💦

▲ツルシギ(Spotted Redshank) が１羽だけ佇んでいました。

▲ターゲットのカラフトワシ(Greater Spotted Eagle) が出現！

聞いていた通りにトビのタカ柱の中に現れました！

▲さらに、別個体が近くの木に止まっているのを発見！　後ろは飛び去るアジアヘビウたち。

▲ツメナガセキレイ(Mongolian Yellow Wagtail) も今回はたくさん見かけました。

▲ズアカヤブヒバリ(Indochinese Bushlark)　杭の上で鳴いていました。

▲こっ！これはっ！マダラチュウヒのオス！！！嬉しい～！

▲さすがに美しすぎますよね？！

▲羽の白黒が本当に美しく、数ある猛禽類の中でも大好きな鳥のひとつです！

好条件で観察出来てテンションが上がりました！

▲ベニスズメ(Red Avadavat)　これも珍しいらしいです。

スコールが降り始めたところでPak Phliでの観察は終えて、次の目的地カオヤイ国立公園に向かいます！

途中で寄り道して、ここに来たらご夫婦がいつも寄るというタイティー屋さんへ。この味とボリュームで140円弱！安い！

昼食はカオヤイの麓のレストランで！

前回タイに来た時にも食べましたね…タイ語なので料理名は分かりませんが笑　相変わらずパクチーはしっかり入ってます。

次回からはいよいよカオヤイ国立公園で探鳥です！

お楽しみに！

Pak Phli での自分の観察種　72種　ライファー　13種

カワラバト ベニバト カノコバト チョウショウバト オオバンケン オニカッコウ ヒメカッコウ シロハラクイナ セイタカシギ コチドリ インドトサカゲリ アジアレンカク ハリオシギ タカブシギ ツルシギ アオアシシギ ツバメチドリ クロハラアジサシ スキハシコウ インドトキコウ アジアヘビウ アジアコビトウ インドヒメウ クロトキ ヨシゴイ コサギ アカガシラサギ アマサギ ダイサギ アオサギ ムラサキサギ カタグロトビ カラフトワシ チュウヒ マダラチュウヒ トビ ハリオハチクイ カワセミ コウハシショウビン アオショウビン インドシナブッポウソウ ムナオビオウギビタキ オウチュウ ハイイロオウチュウ アカモズ タカサゴモズ ハシブトガラス ズアカヤブヒバリ アジアマミハウチワドリ オニセッカ ツバメ メグロヒヨドリ カラフトムジセッカ ホオジロムクドリ シキチョウ オガワコマドリ オジロビタキ ノビタキ ハナドリ属 キバラタイヨウチョウ キンイロコウヨウジャク シマキンパラ キンパラ ベニスズメ イエスズメ セアカスズメ スズメ キセキレイ ツメナガセキレイ ヒメマミジロタヒバリ ムネアカタヒバリ シマアオジ 

最後まで見ていただきありがとうございました。