2026年10月4日日曜日

~ルソン島探鳥記 Part3~ アカサンコウチョウとの出会い!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart3をお送りします。

8月29日、ここまではセルフで探鳥してきましたが、この日は現地の方にガイドしてもらうことに。

ターゲットはアカサイチョウ、アカサンコウチョウ、アカカワセミの赤3種に加えて、Fruit-Doveの仲間や、この地域固有のCalabarzon Babblerなどでした。


▲朝はホテルの美味しい朝食を頂きます。

夜から降り続く雨は朝になっても弱まらず、この後の探鳥が心配です。


▲朝から降り続く雨の止み間を狙ってトレイルへ。

ターゲットのアカサンコウチョウの鳴き声がしましたが、一向に現れる気配はなく。


▲結局大粒の雨に打たれ、上から下までビショビショになりながら、カメラだけは何とか死守します。

鳥の活性も低い上に、とにかく雨が降り止まないので、まともな野鳥観察が出来ません。


▲雨に打たれた疲労とノンシャッターの苦痛から逃避するため、ランチで気を紛らわせます。 

雨に打たれた後の暖かいココアは傷心に染み渡ります。


ランチを終えたら、引き続き午後の探鳥をしますが、まぁ全くと言っていいほど成果はなし!


▲結局この日は1枚も写真を撮らないまま夕食の時間を迎えました💦


▲こんな日はやけ食いだ!ということで、2軒目のレストランへ笑

この場所の最大のターゲットが前日に見たビコルサザイチメドリだったので、「ビコル・エクスプレス」という料理名に惹かれて何かもよく分からぬまま注文してみましたが、そこそこ美味しかったです。


▲さらに、めちゃくちゃ美味しいレモネードを身体に注ぎ込みます。


夕食を終えてレストランを出ると、なんと霧と雨が止んでいて、夜探が出来そうな雰囲気!


▲現地ガイドにフクロウ探しをお願いしましたが、残念ながら見やすいというルソンコノハズクは声を聞くことすら出来ず…

雨が降り続いた影響か?風が強かった影響か?…ともかく鳥の活性がかなり低いようでした…


自然相手なので仕方がないとはいえ、せっかくお金を払って現地ガイドしてもらったのに、運悪くノンシャッターというのは心とお財布に大きなダメージがありますね泣💦

しかしながら、どうにか明日は天気が回復しそうな雰囲気!
明日もガイドをお願いすることにしたので、良い成果が出ることを祈ってこの日は終了でした!


翌8月30日、朝起きてカーテンを開けると、やはり天気は多少マシな様子。


▲混群中で見かけたこちらは珍しいフジイロヒタキかと思いましたが、やはりクロエリヒタキかな?


▲こちらも同個体だと思いますが、判断が難しいです💦


現地ガイドと共に、鳥のいそうなトレイルを順に周って行きます。


▲和名なし /Calabarzon Babbler フィリピン固有種

こちらは地味な鳥ですが、フィリピンの中でもかなり分布域の限られた種です。

混群中で素早く動き回るため撮影が難しく、撮影出来なかったと思って落胆していましたが、帰国後に確認すると何とか証拠写真が撮れていました💦


▲アカサンコウチョウ /Rufous Paradise Flycatcher フィリピン固有種

前日に声を聞いたポイントで、混群の中で素早く動き回るアカサンコウチョウの姿をついに捉えました!
チャンスはほんの一瞬でしたが、なんとか見ることが出来て大感激でした!


▲ルソンムシクイ /Lemon-throated Leaf Warbler フィリピン固有種

ムシクイ好きとしては見ておきたかったこの種は証拠写真のみ💦


▲フィリピンモズヒタキ /Yellow-bellied Whistler フィリピン固有種



▲キバシリモドキ /Stripe-headed Rhabdornis フィリピン固有種

この日はあちこちで見かけました。


▲クロエリヒタキ♀ /Black-naped Monarch

これはフジイロヒタキではなくクロエリヒタキで良いはず…です。


▲夕方は見晴らしの良さそうな場所からアカサイチョウを探しましたが、全く見れず!


▲アカサンコウチョウが見られたので、そこそこ気分よく夕食の時間を迎えました。


▲前日のレモネードが美味しかったので、また注文してみました!


▲3泊滞在した山地を離れ、ここから1時間半かけて標高を落とした別の探鳥地へ。


▲到着はすっかり夜になってしまいましたが、キレイなお宿でした…

と言いたかったのですが、実際は虫がめちゃくちゃ多くて、シャワーも冷水のみだったので、今回の旅でワーストの宿になりました💦


今回は目的のひとつだったアカサンコウチョウが見られたものの、チラ見しただけのホオアカヒメアオバトや、声のみだったアカサイチョウなど、魅力的な種が数多く生息する山地なので、またいつか鳥の活動が活発な時期に再訪してみたいですね。

こうして、楽しいルソン島遠征もいよいよ後半戦に突入。

次回はどんな鳥たちに出会えるのか?…お楽しみに♪


最後まで見ていただきありがとうございました。

2026年9月28日月曜日

~ルソン島探鳥記 Part2~ 日本人初撮影のビコルサザイチメドリに挑戦!

今回は前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart2をお送りします。

8月28日、いよいよこの旅最大のターゲットであるビコルサザイチメドリに挑戦する日がやって来ました。

ビコルサザイチメドリはセンニュウ科の中でもRobsonius属に分類され、このRobsonius属は世界に3種しかおらず、しかもどれもルソン島固有種という超限定属なのです。

さらに、この3種は共通して分布が限られる上に、林床を徘徊するシャイな鳥なので、とにかく野外観察が難しく、どの種も撮られた写真の数は片手で数えるほど。

そんな超珍鳥であるビコルサザイチメドリが、去年ごろからとあるハイドによく出現するようになったのです。


大きな期待と不安を胸に、我々は早朝からハイドへと向かいました。


▲ビコルサザイチメドリ /Bicol Ground Warbler ルソン固有種

まだ薄暗い中…いきなり藪の中から姿を現したのは、我々が求めていたまさにその鳥でした!

この時はすぐに藪に引っ込んでしまいましたが、ひとまず最大のターゲットを一目見ることが出来て大歓喜でした!


▲バラムネキヌバネドリ♀ /Philippine Trogon フィリピン固有種

ハイドの前の道路に出て来たバラムネキヌバネドリ!


▲こちらもぜひ見ておきたかった固有種ですが、残念ながら美しい♂は現れませんでした💦


▲チャムネヒヨドリ /Philippine Bulbul フィリピン固有種


▲ワキグロタイヨウチョウ♂ /Flaming Sunbird ルソン固有種


▲とってもキレイなタイヨウチョウでした!


▲しかしながら、♀はとっても地味!


▲タイヨウチョウの♀は総じて地味ですが、可愛らしさがあります!


▲マミジロシキチョウ♂ /White-browed Shama ルソン固有種


▲さっきと同じ個体?のバラムネキヌバネドリ♀がハイドにもやって来ました!


▲ルソンサイホウチョウ /Grey-backed Tailorbird ルソン固有種


▲ズアオオウギビタキ /Blue-headed Fantail ルソン固有種


▲扇のように広げる尾羽がとってもかわいらしい💕


▲個人的にかなり好みの見た目の鳥でした💕



▲スミレコノハドリ /Philippine Fairy-bluebird フィリピン固有種


▲ぶっちゃけ東南アジアでよく見るルリコノハドリとあんま変わりません笑


▲メガネヒヨドリ /Yellow-wattled Bulbul フィリピン固有種


▲シロボシショウビン♂ /Spotted Wood Kingfisher ルソン固有種

まさかこの鳥もハイドにやって来るとは~!


▲マキリン山で苦労して見つけた個体も良かったですが、ハイドでじっくりと近くで眺められるのもまた良いですね!


▲あまりに近いので記念写真を撮ってみました✌


▲アカハシゴジュウカラ /Sulphur-billed Nuthatch フィリピン固有種

これまた見たかった鳥が混群に混じってやって来ました!


▲丸くてかわいらしい良い鳥です💕 

和名のアカハシはスプリットの影響で残ってしまったのでしょうが、どう見てもアカハシではなくキバシなので違和感マシマシです💦


▲ゴジュウカラの仲間らしく、木に逆さ止まりしています!


▲フィリピンコゲラ /Philippine Pygmy Woodpecker フィリピン固有種


▲ビコルサザイチメドリ /Bicol Ground Warbler ルソン固有種

早朝に姿を現して以来のこの鳥が再び登場!



▲地面をそそくさと歩く姿は確かにセンニュウの仲間を彷彿とさせました。


▲ニショクハナドリ♂ /Bicolored Flowerpecker フィリピン固有種


▲フィリピンキメジロ /Yellowish White-eye フィリピン固有種


▲羽繕いしていてかわいい💕


▲キバシリモドキ /Stripe-headed Rhabdornis フィリピン固有種

この雰囲気で衝撃のムクドリ科というこの固有種は、フィリピンに4種類分布しています。
今回見ておきたい固有種のひとつだったので嬉しかったな~!


▲この日はソウルフードとして大きく看板に書かれていたLomiを晩餐に!

店主に「量多いよ」と忠告された上で注文したものの、マッジで量多くて最後の方は悶絶でした。


夜探は相変わらずの雨と霧のため断念してホテルに戻って休んでいましたが、夜に突然スマホの警報が鳴って心臓バックバクでした!

日本でいう大雨洪水警報や土砂災害の警報のようなものがマニラ方面かなり広範囲に出ている様子で、ひとまず我々がいる山の上は大丈夫ですが、2日後にマニラ方面に向かう際に影響が出そうで心配になりました💦


そんなこんなで、無事にフィリピン最大のターゲットであるビコルサザイチメドリを撮影出来たのでした!✨

最後まで見ていただきありがとうございました。

~ルソン島探鳥記 Part3~ アカサンコウチョウとの出会い!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart3をお送りします。 8月29日、ここまではセルフで探鳥してきましたが、この日は現地の方にガイドしてもらうことに。 ターゲットはアカサイチョウ、アカサンコウチョウ、アカカワセミの赤3種に加えて、Fruit-Doveの仲間や、この地域固有...