2026年10月11日日曜日

~ルソン島探鳥記 Part4~ Palo Altoで探鳥!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart4をお送りします。

8月31日、我々はビコルサザイチメドリを狙って3泊した山地から標高を下げ、Palo Altoという探鳥地にやって来ました。

ここは日本人にはあまり馴染みがないですが、現地では有名な探鳥地のひとつで、セキュリティゲートをくぐった先にある高級住宅街です。


▲ムナオビクイナ /Barred Rail

早速ターゲットのひとつであるムナオビクイナが道路に出てきていました!


▲ヤンバルクイナの近縁種ということもあって、かなり雰囲気が似ています。


▲チャムネショウビン /Brown-breasted Kingfisher フィリピン固有種

マレーシアでよく見かけるアオショウビンとよく似ていますが、こちらはフィリピン固有種です。


▲アカカンムリハチクイ /Rufous-crowned Bee-eater フィリピン固有種

美しいハチクイの仲間ですが、良い条件で写真を撮るチャンスがなく…💦


▲オニセッカ幼鳥 /Striated Grassbird


▲タカサゴモズ /Long-tailed Shrike

フィリピンの亜種は頭が全部真っ黒で、日本で出るタカサゴモズとは見た目が異なります。


▲クロノビタキ♂ /Pied Bush Chat

見られるのをかなり楽しみにしていたクロノビタキは至る所に居ました!

日本の超珍鳥が普通にいるのを見ると、海外に来たんだなと感じます。


▲♀は地味~ですが、日本の離島とかでもし見かけたら発狂するんだろうなぁ…


▲ヒメマミジロタヒバリ /Paddyfield Pipit


▲バンジロウインコ /Guaiabero フィリピン固有種


▲ナンヨウショウビン /Collared Kingfisher


▲ミドリバンケン /Philippine Coucal フィリピン固有種

道路脇でくつろいでいる個体を見つけて停車~。


▲頻繁に羽を広げて大サービスしてくれました✨


▲さらに、珍しいという淡色型も1個体だけ見ることが出来ました。

同じ種でここまで色が違う型があるのは驚きですね…!


大きめの混群を見かけたので、停車して観察することに…。


▲フィリピンメジロ /Lowland White-eye

混群の中で一番多かったのはこの鳥で、台湾に一部棲息しているためフィリピン固有種ではないようです。


▲フィリピンコゲラ /Philippine Pygmy Woodpecker フィリピン固有種


▲フィリピンオビオウギビタキ /Philippine Pied Fantail フィリピン固有種


▲マダラナキサンショウクイ /Pied Triller 


次々に現れる小鳥たちに目を奪われていると…見たかったあの鳥の姿が!


▲ゴシキハナドリ /Red-keeled Flowerpecker フィリピン固有種

大好きなハナドリの中でも白黒のモノトーンに赤のハイライトが1つだけ入るオシャレさ…超好きな鳥だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです!


▲嘴基部に黄色みがあるので若い個体なのでしょうか?


▲この個体は嘴基部まで真っ黒の美しい成鳥✨

今回の旅で絶対見たかったこの鳥を好条件で観察出来て幸せすぎました!


▲マレーシアセンニョムシクイ /Golden-bellied Gerygone

東南アジアの特にマングローブ林でよく見かける種です。


▲薄いレモンイエローが可愛らしい💕


▲あ~~~~かわいい~~~💕

やっぱり混群は次々に小鳥たちがやって来て楽しいですね!!!


▲モリツバメ /White-breasted wood-swallow


▲ナンヨウクイナ /Buff-banded Rail

実は朝に逃げられて撮り逃していたのですが、帰り際にもう一度覗いてみたら全く同じ場所にその姿が…!


▲ジシギ系やタマシギ系が好きな人にはぶっ刺さりそうな良いデザインです。


▲伸び~もしてくれました♪


▲最後にスコールが降り始める中でクロノビタキ♂をもう一度パシャリ✨


▲Palo Altoは鳥数も多くて、なにより鳥がとても見やすい素晴らしい探鳥地でした!

今回はターゲットのひとつのルソンミフウズラが見られなかったので、またいつかリベンジしましょう。


こうして午前中でPalo Altoでの探鳥は切り上げて、1時間半ほどかけてマニラ方面へと向かいます。

ここまでぶっ通しで動きまくっていたので、洗濯だけランドリーに預けて、この日の午後は休養日としました。


▲夕食はチェーン店でようやくフィリピン名物のハロハロ(左上のデザート)を注文してみましたが、個人的にはあまり美味しくなく、マンゴースムージーの方が圧倒的にティアが高いです。

また、フィリピンはお金をせびってくる子どもやホームレスもかなり多く、基本的にはフル無視しているのですが、このお店での注文方法が少し複雑で分からず困っていたところを女の子が助けてくれて、何か言っているのですがよく分からないのでレジの店員さんに聞くと、「これ買わないか?」とランブータンを売っていたようです。

ランブータンはいらないですが、お金だけをただしつこくせびってくる他の子どもたちと違って可愛げがあって、困っているところを助けてくれたので、お礼にほんの少しですがコインを渡しました。

その後も子どもたちが店内を回って頑張ってフルーツをお客さんに売ろうとしていましたが、結局最後は店の人に外へ追い出された様子でした。

コンビニの前に横たわっている子どもや、こういった光景を見ると、心に来るものがありますね…僕が日本に生まれて元気に楽しく暮らせていることが如何にありがたいことかと考えさせられます。


さて、こうして我々は再びマニラへと戻ってきたのですが、その理由はズバリ、この旅最大のターゲットのひとつ、クロボシジツグミに挑戦するため!

無事に見ることは出来るのか…お楽しみに♪


最後まで見ていただきありがとうございました。

2026年10月4日日曜日

~ルソン島探鳥記 Part3~ アカサンコウチョウとの出会い!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart3をお送りします。

8月29日、ここまではセルフで探鳥してきましたが、この日は現地の方にガイドしてもらうことに。

ターゲットはアカサイチョウ、アカサンコウチョウ、アカカワセミの赤3種に加えて、Fruit-Doveの仲間や、この地域固有のCalabarzon Babblerなどでした。


▲朝はホテルの美味しい朝食を頂きます。

夜から降り続く雨は朝になっても弱まらず、この後の探鳥が心配です。


▲朝から降り続く雨の止み間を狙ってトレイルへ。

ターゲットのアカサンコウチョウの鳴き声がしましたが、一向に現れる気配はなく。


▲結局大粒の雨に打たれ、上から下までビショビショになりながら、カメラだけは何とか死守します。

鳥の活性も低い上に、とにかく雨が降り止まないので、まともな野鳥観察が出来ません。


▲雨に打たれた疲労とノンシャッターの苦痛から逃避するため、ランチで気を紛らわせます。 

雨に打たれた後の暖かいココアは傷心に染み渡ります。


ランチを終えたら、引き続き午後の探鳥をしますが、まぁ全くと言っていいほど成果はなし!


▲結局この日は1枚も写真を撮らないまま夕食の時間を迎えました💦


▲こんな日はやけ食いだ!ということで、2軒目のレストランへ笑

この場所の最大のターゲットが前日に見たビコルサザイチメドリだったので、「ビコル・エクスプレス」という料理名に惹かれて何かもよく分からぬまま注文してみましたが、そこそこ美味しかったです。


▲さらに、めちゃくちゃ美味しいレモネードを身体に注ぎ込みます。


夕食を終えてレストランを出ると、なんと霧と雨が止んでいて、夜探が出来そうな雰囲気!


▲現地ガイドにフクロウ探しをお願いしましたが、残念ながら見やすいというルソンコノハズクは声を聞くことすら出来ず…

雨が降り続いた影響か?風が強かった影響か?…ともかく鳥の活性がかなり低いようでした…


自然相手なので仕方がないとはいえ、せっかくお金を払って現地ガイドしてもらったのに、運悪くノンシャッターというのは心とお財布に大きなダメージがありますね泣💦

しかしながら、どうにか明日は天気が回復しそうな雰囲気!
明日もガイドをお願いすることにしたので、良い成果が出ることを祈ってこの日は終了でした!


翌8月30日、朝起きてカーテンを開けると、やはり天気は多少マシな様子。


▲混群中で見かけたこちらは珍しいフジイロヒタキかと思いましたが、やはりクロエリヒタキかな?


▲こちらも同個体だと思いますが、判断が難しいです💦


現地ガイドと共に、鳥のいそうなトレイルを順に周って行きます。


▲和名なし /Calabarzon Babbler フィリピン固有種

こちらは地味な鳥ですが、フィリピンの中でもかなり分布域の限られた種です。

混群中で素早く動き回るため撮影が難しく、撮影出来なかったと思って落胆していましたが、帰国後に確認すると何とか証拠写真が撮れていました💦


▲アカサンコウチョウ /Rufous Paradise Flycatcher フィリピン固有種

前日に声を聞いたポイントで、混群の中で素早く動き回るアカサンコウチョウの姿をついに捉えました!
チャンスはほんの一瞬でしたが、なんとか見ることが出来て大感激でした!


▲ルソンムシクイ /Lemon-throated Leaf Warbler フィリピン固有種

ムシクイ好きとしては見ておきたかったこの種は証拠写真のみ💦


▲フィリピンモズヒタキ /Yellow-bellied Whistler フィリピン固有種



▲キバシリモドキ /Stripe-headed Rhabdornis フィリピン固有種

この日はあちこちで見かけました。


▲クロエリヒタキ♀ /Black-naped Monarch

これはフジイロヒタキではなくクロエリヒタキで良いはず…です。


▲夕方は見晴らしの良さそうな場所からアカサイチョウを探しましたが、全く見れず!


▲アカサンコウチョウが見られたので、そこそこ気分よく夕食の時間を迎えました。


▲前日のレモネードが美味しかったので、また注文してみました!


▲3泊滞在した山地を離れ、ここから1時間半かけて標高を落とした別の探鳥地へ。


▲到着はすっかり夜になってしまいましたが、キレイなお宿でした…

と言いたかったのですが、実際は虫がめちゃくちゃ多くて、シャワーも冷水のみだったので、今回の旅でワーストの宿になりました💦


今回は目的のひとつだったアカサンコウチョウが見られたものの、チラ見しただけのホオアカヒメアオバトや、声のみだったアカサイチョウなど、魅力的な種が数多く生息する山地なので、またいつか鳥の活動が活発な時期に再訪してみたいですね。

こうして、楽しいルソン島遠征もいよいよ後半戦に突入。

次回はどんな鳥たちに出会えるのか?…お楽しみに♪


最後まで見ていただきありがとうございました。

~ルソン島探鳥記 Part4~ Palo Altoで探鳥!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart4をお送りします。 8月31日、我々はビコルサザイチメドリを狙って3泊した山地から標高を下げ、Palo Altoという探鳥地にやって来ました。 ここは日本人にはあまり馴染みがないですが、現地では有名な探鳥地のひとつで、セキュリティゲー...