2026年10月18日日曜日

~ルソン島探鳥記 Part5~ 幻のクロボシジツグミを探せ!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart5をお送りします。

9月1日、クロボシジツグミを見るためマニラへ戻り、目的の公園のすぐ近くで前泊した我々は、朝の開園と同時に公園へ突入しました。


今回の旅最大のターゲットのひとつでもあるクロボシジツグミは、フィリピンの中でもほぼルソン島にしか生息しておらず、かつては幻と呼ばれた鳥でした。

それが近年になって、マニラ周辺の都市公園で繁殖していることが分かり、世界中の人々がこの鳥を比較的容易に観察出来るようになったという歴史があります。


▲公園内にはやはりでかでかとこの鳥の写真が飾られています!

とは言え、ここに来れば簡単に見られるという訳でもなく、観察するにはそれなりの運と実力が必要になります。


▲クロボシジツグミ /Ashy Thrush フィリピン固有種

しかし、今回は同行者がバッチリ発見して、良いポジション取りをしてくれたおかげで、最高の条件で観察することが出来ました!


▲白黒2色で飾られた体色がぶっ刺さり、なんとしても見たかったので嬉しかった♪


▲本当に良い鳥すぎてたまりません!


さらに、少し草木が掃われたトレイルがあったので、そこに採餌に下りるはず…!と狙いを定めてじっと待っていると…


▲我々の狙い通りに地面に下りてきて採餌を始めました!


▲もう言うことなし!ってほどに最高の条件で観察出来て、大満足の成果となりました!

そのため、早々に探鳥を切り上げてホテルに戻り、少しゆっくりしてから出発することにしました。


▲混沌としたマニラを走り、2時間かけてキャンダバ鳥類保護区を目指します。


▲途中に洪水で浸水した道路も通りながら、何とか辿り着いたキャンダバ鳥類保護区。


▲到着早々に車がスタックして全力で押したので、全身ドロドロに…泣💦


▲水田を埋め尽くすタカブシギ、コアオアシシギ、セイタカシギの大群は圧巻です!

他にはオグロシギ、イソシギ、アカアシシギ、エリマキシギ、ウズラシギ、サルハマシギ、ヒバリシギ、トウネンなどを確認出来ました。


▲ナンヨウショウビン /Collared Kingfisher


▲タカサゴクロサギ /Black Bittern

中学生の頃に京都で見て、タイでもチラ見だけしていたタカサゴクロサギ!


▲飛翔は空抜けで真っ暗になってしまいました💦


▲リュウキュウヨシゴイ /Cinnamon Bittern


▲ヨシゴイ /Yellow Bittern


▲ツルクイナ /Watercock

6月末に石垣島で挑戦したこの鳥も登場!


▲レンカク /Pheasant-tailed Jacana

久々に見たかったので嬉しかったな~! 何度見ても本当に美しい!✨


▲タカサゴモズ /Long-tailed Shrike

キャンダバではめちゃくちゃ個体数が多かったです!


▲縦写真でも切り取り!✨


▲クロハラアジサシ /Whiskered Tern



▲ジャワアカガシラサギ /Javan Pond Heron

キレイな夏羽になっている個体が多かったです!


▲オオリュウキュウガモ /Wandering Whistling Duck

キャンダバ鳥類保護区のメインターゲットだったフィリピン固有種のアカノドカルガモの姿はどこにもなく、見かけたのはこのオオリュウキュウガモだけでした。


▲ルリオハチクイ /Blue-tailed Bee-eater


▲クロノビタキ♀ /Pied Bush Chat


▲タマシギ /Greater Painted Snipe

長らく日本でも見ていなかったタマシギを発見!


▲久々に見ましたが、めちゃくちゃ良い鳥ですね…!


▲周辺をよく見渡すと8羽くらいはいる様子でした!


キャンダバ鳥類保護区での探鳥にも満足したので、今夜の宿があるスービックまで2時間半ほどドライブです!


▲ところが、途中の道が洪水で冠水しており、多くの人々と車が行き交う中でUターンする羽目に…💦

この時がこの旅で一番怖くてハラハラした瞬間でした…!

現地の人の助けがなかったら事故ってたと思うので…本当にありがとう現地の人々…泣💦


▲大きく回り道をして高速道路に乗ったものの、高速道路は大渋滞!

原因はなんと冠水で、高速道路上の2か所が冠水しており、ゆっくりと車が水に浸かりながら走行しました💦


▲数々のトラブルに見舞われヘトヘトになりながら、なんとか宿に着いたのはすっかり夜に。

なにはともあれ、無事に到着出来て一安心でした。


明日から2日間は今回のフィリピン遠征で最後の探鳥地、スービックで探鳥します!

最後まで見ていただきありがとうございました。

2026年10月11日日曜日

~ルソン島探鳥記 Part4~ Palo Altoで探鳥!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart4をお送りします。

8月31日、我々はビコルサザイチメドリを狙って3泊した山地から標高を下げ、Palo Altoという探鳥地にやって来ました。

ここは日本人にはあまり馴染みがないですが、現地では有名な探鳥地のひとつで、セキュリティゲートをくぐった先にある高級住宅街です。


▲ムナオビクイナ /Barred Rail

早速ターゲットのひとつであるムナオビクイナが道路に出てきていました!


▲ヤンバルクイナの近縁種ということもあって、かなり雰囲気が似ています。


▲チャムネショウビン /Brown-breasted Kingfisher フィリピン固有種

マレーシアでよく見かけるアオショウビンとよく似ていますが、こちらはフィリピン固有種です。


▲アカカンムリハチクイ /Rufous-crowned Bee-eater フィリピン固有種

美しいハチクイの仲間ですが、良い条件で写真を撮るチャンスがなく…💦


▲オニセッカ幼鳥 /Striated Grassbird


▲タカサゴモズ /Long-tailed Shrike

フィリピンの亜種は頭が全部真っ黒で、日本で出るタカサゴモズとは見た目が異なります。


▲クロノビタキ♂ /Pied Bush Chat

見られるのをかなり楽しみにしていたクロノビタキは至る所に居ました!

日本の超珍鳥が普通にいるのを見ると、海外に来たんだなと感じます。


▲♀は地味~ですが、日本の離島とかでもし見かけたら発狂するんだろうなぁ…


▲ヒメマミジロタヒバリ /Paddyfield Pipit


▲バンジロウインコ /Guaiabero フィリピン固有種


▲ナンヨウショウビン /Collared Kingfisher


▲ミドリバンケン /Philippine Coucal フィリピン固有種

道路脇でくつろいでいる個体を見つけて停車~。


▲頻繁に羽を広げて大サービスしてくれました✨


▲さらに、珍しいという淡色型も1個体だけ見ることが出来ました。

同じ種でここまで色が違う型があるのは驚きですね…!


大きめの混群を見かけたので、停車して観察することに…。


▲フィリピンメジロ /Lowland White-eye

混群の中で一番多かったのはこの鳥で、台湾に一部棲息しているためフィリピン固有種ではないようです。


▲フィリピンコゲラ /Philippine Pygmy Woodpecker フィリピン固有種


▲フィリピンオビオウギビタキ /Philippine Pied Fantail フィリピン固有種


▲マダラナキサンショウクイ /Pied Triller 


次々に現れる小鳥たちに目を奪われていると…見たかったあの鳥の姿が!


▲ゴシキハナドリ /Red-keeled Flowerpecker フィリピン固有種

大好きなハナドリの中でも白黒のモノトーンに赤のハイライトが1つだけ入るオシャレさ…超好きな鳥だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです!


▲嘴基部に黄色みがあるので若い個体なのでしょうか?


▲この個体は嘴基部まで真っ黒の美しい成鳥✨

今回の旅で絶対見たかったこの鳥を好条件で観察出来て幸せすぎました!


▲マレーシアセンニョムシクイ /Golden-bellied Gerygone

東南アジアの特にマングローブ林でよく見かける種です。


▲薄いレモンイエローが可愛らしい💕


▲あ~~~~かわいい~~~💕

やっぱり混群は次々に小鳥たちがやって来て楽しいですね!!!


▲モリツバメ /White-breasted wood-swallow


▲ナンヨウクイナ /Buff-banded Rail

実は朝に逃げられて撮り逃していたのですが、帰り際にもう一度覗いてみたら全く同じ場所にその姿が…!


▲ジシギ系やタマシギ系が好きな人にはぶっ刺さりそうな良いデザインです。


▲伸び~もしてくれました♪


▲最後にスコールが降り始める中でクロノビタキ♂をもう一度パシャリ✨


▲Palo Altoは鳥数も多くて、なにより鳥がとても見やすい素晴らしい探鳥地でした!

今回はターゲットのひとつのルソンミフウズラが見られなかったので、またいつかリベンジしましょう。


こうして午前中でPalo Altoでの探鳥は切り上げて、1時間半ほどかけてマニラ方面へと向かいます。

ここまでぶっ通しで動きまくっていたので、洗濯だけランドリーに預けて、この日の午後は休養日としました。


▲夕食はチェーン店でようやくフィリピン名物のハロハロ(左上のデザート)を注文してみましたが、個人的にはあまり美味しくなく、マンゴースムージーの方が圧倒的にティアが高いです。

また、フィリピンはお金をせびってくる子どもやホームレスもかなり多く、基本的にはフル無視しているのですが、このお店での注文方法が少し複雑で分からず困っていたところを女の子が助けてくれて、何か言っているのですがよく分からないのでレジの店員さんに聞くと、「これ買わないか?」とランブータンを売っていたようです。

ランブータンはいらないですが、お金だけをただしつこくせびってくる他の子どもたちと違って可愛げがあって、困っているところを助けてくれたので、お礼にほんの少しですがコインを渡しました。

その後も子どもたちが店内を回って頑張ってフルーツをお客さんに売ろうとしていましたが、結局最後は店の人に外へ追い出された様子でした。

コンビニの前に横たわっている子どもや、こういった光景を見ると、心に来るものがありますね…僕が日本に生まれて元気に楽しく暮らせていることが如何にありがたいことかと考えさせられます。


さて、こうして我々は再びマニラへと戻ってきたのですが、その理由はズバリ、この旅最大のターゲットのひとつ、クロボシジツグミに挑戦するため!

無事に見ることは出来るのか…お楽しみに♪


最後まで見ていただきありがとうございました。

~ルソン島探鳥記 Part5~ 幻のクロボシジツグミを探せ!

今回も前回に引き続き、ルソン島探鳥記のPart5をお送りします。 9月1日、クロボシジツグミを見るためマニラへ戻り、目的の公園のすぐ近くで前泊した我々は、朝の開園と同時に公園へ突入しました。 今回の旅最大のターゲットのひとつでもあるクロボシジツグミは、フィリピンの中でもほぼルソン...