6/14に小笠原諸島の父島に到着した我々は、19時ごろに再びおがさわら丸に乗船し、いよいよ夢にまで見た硫黄島3島クルーズがスタートしました!
硫黄島3島クルーズでは、南硫黄島、硫黄島、北硫黄島の順に島の周りを回り、日本でもここでしか見られないような海鳥たちにバードウォッチャーは眼を輝かせます。
そんな硫黄島に向かうクルーズは、なんと1年に1便だけ!
予約も争奪戦になる上、日程が6日間必要なので、普通の社会人が参加することは難しく、学生のうちに絶対に行っておきたかったのです!
そんな夢のクルーズで父島を出発して、船内で一夜を明かし、今日も今日とて日の出前から甲板に立ちます。
▲まだ薄暗い中で出現したこの個体は、双眼鏡で見た印象はシロハラナギでしたが、写真を見てあれクビワ?いや違うな?と混乱。
後に他の方の写真で翼下面のボニンマークがはっきりと確認出来たことから、何故かクビワのあるシロハラナギという不思議な結論になりました。
▲次第に空が明るくなってきます。
▲美しいアカアシカツオドリが船に接近してきました! CHUMSです!
▲昇りゆく太陽をバックに船の横をかすめて飛んで行きます。
▲その後を追うようにアカアシカツオドリ幼鳥も出現!
▲気が付けば、最初の目的地である南硫黄島が近付いてきました!
この距離からでも島の周囲を飛び回る白い鳥たちの姿が、点ではあるものの確認でき、あれがアカオネッタイチョウなはずだ!と色めき立ちます。
▲心配していたお天気も、杞憂だったかのように美しい青空が広がりました。
▲島の周囲ではたくさんのカツオドリが飛び回っています。
▲南硫黄島をバックに飛翔する姿は絵になりますね♪
と、その時でした!、1羽の白い鳥が視界の端に現れて、一気に甲板に緊張が走ります。
▲出た!!! シロアジサシ!!!!!!!
国内では硫黄島周辺でしかほとんど見ることが出来ない野鳥です!!!
このクルーズの目的の鳥のひとつで、こんなに近距離を飛ぶと思わなかったので大興奮でした!
▲距離は遠かったですが、複数個体を観察することが出来て、良い勉強になりました!
▲我々を出迎えて下さった母艦の前をセグロアジサシが飛んで行きます。
▲少し距離はありますが、シロアジサシの姿もありました!
▲アカオネッタイチョウが目と鼻の先の距離まで近づいてきました!!!
▲父島への道中でもシロハラミズナギドリはパラパラと出現しました!
▲南硫黄島をバックにアカアシカツオドリが飛んでいます。
と、その時!、今度は1羽の白い鳥がふわふわとこちらに向かって飛んで来ます!!!
▲アカオネッタイチョウだ!!!!! 興奮で鼻血が出そうでした!!!
これも国内では硫黄島周辺でしかほとんど見ることが出来ない野鳥で、今回個人的に最も楽しみにしていた鳥でした!
▲ファインダー越しに見える世界が現実とは信じられませんでした…✨
すでにシロアジサシとアカオネッタイチョウの出現で、テンションが限界突破している我々を乗せたおがさわら丸は、南硫黄島を離れ、次の目的地である硫黄島を目指します。
▲硫黄島に向かう途中でも何度かアカオネッタイチョウが目の前を飛んでくれました✨
▲シロハラミズナギドリは何度も現れたのですが、なかなかお腹を見せてくれません💦
▲飛び回るクロウミツバメの中に、たった1羽だけ観察出来たオーストンウミツバメ!
▲小型でパタパタと頻繁に羽ばたいているのは、オガサワラミズナギドリ!
小笠原と言えばの海鳥のひとつで、3年前の小笠原航路では見ることが叶わず、今回ようやくリベンジ出来ました!
▲サドルバックと呼ばれる腰の白斑がよく目立ちます。
こうして飛び回る海鳥たちに夢中になっているうちに、気づけば硫黄島が近付いてきました。
硫黄島は軍の基地がある関係で、写真の掲載に制限があるようなので、今回は省きます。
▲硫黄島の周りにはクロアジサシが多く、その中からなんとしても探し出せねばならない野鳥がいます。
▲クロアジサシとセグロアジサシが群れ飛ぶ中で、目を凝らして必死に目的の鳥を探します。
▲いた!!!!! 右下の1羽、ヒメクロアジサシです!!!
周りのクロアジサシよりも一回り小さく、嘴が細長いのが分かるでしょうか?
ヒメクロアジサシは、国内では硫黄島周辺と宮古島くらいでしか見ることが出来ないので、これも今回の重要なターゲットのひとつです。
▲我々を出迎えて下さった母艦の前をセグロアジサシが飛んで行きます。
▲少し距離はありますが、シロアジサシの姿もありました!
▲クロウミツバメも個体数が多く、間近を飛ぶ個体もチラホラ!
そんな海鳥の宝庫である硫黄島は、戦時中に多くの兵士が命を落とした場所でありますから、我々も船内放送の解説に耳を傾けながら、海に献花をしました。
海岸線には当時のまま朽ちて放置された母艦の残骸が見て取れます。
そんな歴史に思いを馳せながら、次なる目的地である北硫黄島へ向けて船は進みます。
▲この海域では珍しいハシボソミズナギドリの姿を遠くに見つけました。
▲アカアシカツオドリは常に複数個体が飛んでいて、夢のような景色です。
▲ついに最後の目的地である北硫黄島が見えてきました!!!
北硫黄島での最大のターゲットはシラオネッタイチョウです。
無数に飛び回るアカオネッタイチョウの中にほんの数個体しか生息していません。
皆で必死に探していると、どうやら隣のツアーグループがシラオネッタイチョウを発見したようで盛り上がっていましたが、すぐに姿を消してしまいます。
まさかこのまま我々は見れず仕舞いになってしまうのか…と不安が隠し切れません。
と、その時…
▲いた!!!!! 思わず叫びました!!!
▲白く輝く長い尾をたなびかせて悠々と飛んでいます。
鳥までかなり距離はあるものの、その迫力と興奮は凄まじいものでした。
▲甲板に居た多くの鳥屋さんたちと大盛り上がりし、その喜びを分かち合いました。
▲アカオネッタイチョウが目と鼻の先の距離まで近づいてきました!!!
▲あまりの近さに、あまりの美しさに、シャッターを押す指が震えます!
▲だって想像できるでしょうか? 図鑑の中の憧れの鳥が今まさに自分の目の前を悠々と飛び回っているその感動を…✨
▲今見ている光景が到底現実とは受け入れられず、まるで夢の中にいるような気分でした。
アカオネッタイチョウが飛び去った後には、思わずテンション上がって知らないおばちゃんとハイタッチしてしまいました笑
▲最後にアカオネッタイチョウのランデブーを北硫黄島を背景に切り取ってみました。
お気に入りの写真なので、今はパソコンの待ち受けにしています✨
こうして夢のような硫黄島3島クルーズはあっという間に終わってしまいました。
あとは、父島に戻るまでの長い航路で、ひたすら海鳥を探します。
▲と、その前に、硫黄島3島での夢のような光景の数々に乾杯!✨
▲相変わらずアカアシカツオドリはたくさん飛び回っています!
▲普通に飛んでるのが当たり前みたいに思えてきますが、これも小笠原まで来ないとなかなか出会える野鳥ではありません。
▲少し珍しいアカアシカツオドリの褐色型も姿を現しました!
▲距離はかなりありましたが、こちらは初めて見るオナガミズナギドリの暗色型。
▲いよいよ父島に入港する頃には、美しい夕焼けがお出迎え!
そんなこんなで、あっという間に24時間のクルーズが終わってしまいました。
まずは、学生のうちに絶対に行きたかった硫黄島3島クルーズに無事に乗船できたことに感謝✨
そのうえで、天候にも恵まれ、目的だった野鳥をコンプリート出来たことは忘れられない思い出になりました。
同じ船の上で、多くの鳥好きの皆さんと、最高の瞬間の喜びを共有できたこともまた、かけがえのない思い出です。
来年からは社会人!…いつかまた乗れる日が来ると良いな…!
最後まで見ていただきありがとうございました。


































































