2025年9月11日木曜日

~ボルネオ探鳥記1日目~ コタキナバルで探鳥!

お久しぶりです!

ブログ更新がまたしばし途絶えましたが、8月8日~24日まで17日間憧れのボルネオ探鳥に出かけていました。
これからしばらくに渡って、ボルネオの激動の17日間を綴っていきたいと思います。

8月6日の夜に夜行バスで新潟を出発して、翌7日の昼の便でフィリピンに飛びました。
フィリピンの空港で8時間くらい待ち時間があったので探鳥しようかと思いましたが、結局空港でダラダラ時間を潰すことに。深夜になってからフィリピンを飛び立ち、今回の旅の目的地コタキナバルへ!

コタキナバルに着いたのは深夜でしたが、荷物を受け取って、KFCで軽食をとった後すぐにタクシーで市外の公園へ。今回の旅はまさかの夜探からのスタートでした!
しかし目的の公園は整備の関係で閉園しており、ここで探すつもりだったスンダオオコノハズクとスンダガマグチヨタカは断念することに…泣。スンダオオコノハズクの声だけは聴くことが出来ました。

空港に戻って少し仮眠をとってから、今度はebirdで見つけた良い感じの田んぼに行ってみることに。


▲オオアナツバメ /Black-nest Swiftlet 

たくさん飛び回っていました。


▲オオアナツバメ 

アナツバメ系は見分けが難しくて厄介です…


▲ハネアシユビアナツバメ /Plume-toed Swiftlet

肉眼でもオオアナツバメより小さいことが分かりました。


▲タカサゴモズ /Long-tailed Shrike

東南アジアではお馴染みの鳥ですね!


▲キンパラ /Chestnut Munia

畑に無限にいましたが、居すぎて逆に全然写真撮ってなかったw


▲コゲチャキンパラ /Dusky Munia

割といましたが良い写真がない笑 固有種なので重要なキーバードなんですが。


▲キムネコウヨウジャク /Baya Weaver

たくさんのキンパラとコゲチャキンパラの中に1羽だけ混じっていました。


▲アオハウチワドリ /Yellow-bellied Prinia

もう1羽と活発に鳴き合っていました。
半島の亜種とは見た目が異なっていて、手元の図鑑ではBornean Priniaとしてスプリットしていました。


▲ミナミクイナ /Slaty-breasted Rail

いきなり道路に飛び出してきたのはミナミクイナ!
出会えるかどうか運要素が強く、以前から見てみたかったこの種をバッチリ観察出来てめちゃくちゃ嬉しかったです!


▲チョウショウバト /Zebra Dove

めちゃくちゃ仲睦まじい様子で可愛い💕


▲モリツバメ /White-breasted Woodswallow

電柱や電線によく止まっています。


▲リュウキュウヨシゴイ /Cinnamon Bittern

見たかったので、目の前を飛んでくれて大喜び!


▲コアオバト /Pink-necked Green-pigeon

こんな美しさですがド普通種というのだから東南アジア恐ろし…


▲こんなイグアナみたいなトカゲの姿もありました。


畑での探鳥に満足したので、次は空港近くの公園へ移動!
ここではコオオハナインコモドキを狙います!


▲バンケン /Lesser Coucal

東南アジア4回目にしてやっとライファー出来ました!


▲コオオハナインコモドキ /Blue-naped Parrot

目的のコオオハナインコモドキもバッチリ観察出来ました♪
本来の生息地のフィリピンでは激減しているため、ボルネオでは外来種ですが重要なキーバードのひとつです。


▲ノドアカコバシタイヨウチョウ /Red-throated Sunbird


▲ブンチョウ /Java Sparrow

公園の出口でタクシー待ちをしていたら同行者が発見!
見ておきたい鳥だったので嬉しかったです!


続いてはハシブトゴイを見に少し寄り道。


▲ハシブトゴイ /Rufous Night-heron

日本ではかつて小笠原に生息していたものの絶滅してしまったハシブトゴイ。
ここでは川の近くの街路樹でダイサギやゴイサギと共にサギ山を作っていました。


▲マレーコゲラ /Sunda Pygmy Woodpecker


▲マダラナキサンショウクイ /Pied Triller

個人的にめちゃくちゃ好みの鳥で、普通種ですが無事に見られて良かったです!


無事にハシブトゴイが観察できたので、ショッピングモールで両替と昼食を済ませて、タクシーでキナバルへ!
と言いつつ途中で見たい鳥がいるのでもう1か所寄り道!


▲オオリュウキュウガモ /Wandering Whistling-duck

同行者のファインプレーと撮影の間待ってくれたタクシー運転手のおかげで、無事に見たかったこの鳥を好条件で観察出来ました!


パラパラと雨が降り始めたので撮影を切り上げて、次なる目的地キナバル山へ!
次回からはしばらくキナバル山での探鳥が続きます。お楽しみに♪

最後まで見ていただきありがとうございました。

2025年7月13日日曜日

~4月から6月のまとめ~ エリマキシギ夏羽、コノハズクなど!

今回は4月~6月に見た野鳥たちを紹介します♪

4月は後半に粟島に出向くまでは新潟県内で探鳥。


▲いつも家の裏で鳴いていたフクロウの姿をやっと捉えました!


▲家の裏でフクロウが見られるとは幸せ者です♪


▲ホーホーゴロスケホーホーと鳴いていました。


▲後輩くんが入学早々に見つけて連絡をくれたコオリガモ! 素晴らしい発見に感謝!


▲今年の夏鳥のスタートはツツドリでした! 新緑の公園で発見!


▲オオタカ幼鳥が突然目の前に!


▲いつも愛想を振りまいていたルリビタキ♀。


▲オオルリはいつ見ても美しい✨


▲目の前で餌を食べていたクロジ♂。


▲今年もコマドリはバッチリ!

5月は粟島に閉じこもっていましたが、なんと!エリマキシギの夏羽が見つかったとの連絡が!!!これはやばい!!!

居ても立ってもいられず粟島を抜け出して見に行くことに!しかし昼過ぎから行方不明になったとの連絡があって、それでもイチかバチかと船に飛び乗りました!
先に現地に向かった友人から「どれだけ探してもいない、作業の人が入っていなくなったらしい」との電話・・・ううっ・・・

諦め半分で港まで大学の友達に向かいに来てもらって、車を飛ばして日没間際の現場にギリギリ滑り込みました。
到着した田んぼには誰もおらず、ダメかと思って覗いた双眼鏡の先に1羽の鳥・・・


▲いた~!!!!! 日没間際でしたが同じ田んぼに戻って来てくれていました!

感激の出会いにテンションMaxで、急遽車を出してくれた友達にごはんを奢って宴となりました笑


▲翌日の早朝に現場に向かうと同じ田んぼにまだ滞在してくれていました♪


▲目の前でブワッと襟巻を開いてくれる大サービスまで!


▲とても美しくて衝撃的な出会いでした♪


▲近くの田んぼにはツルシギ夏羽の姿もありました。

エリマキシギが無事に撮影出来たのでウッキウキで船に乗って再び粟島へ戻りました笑
粟島の2週間の長期滞在の様子は先日投稿していますが、その裏でこんなドラマがあったのでした^^


▲大学の森でよく囀っていたコルリ♂。 今年は下草を刈った影響もあって観察しやすかったです。


▲偶然出くわしたクイナ。


▲かくれんぼ上手のキバシリ。 どこに居るか分かるかな?


▲大好きなサンコウチョウも山で何度か遭遇。


▲山ではノジコの囀りが響き渡っていました♪


▲今年もチゴモズ撮影は欠かさずに。

6月頭は3日間だけ佐渡へ。


▲アマツバメが目の前を飛び回っていました。


▲なかなかの好条件で観察出来て最高でした!


▲強風で舞い上がった草を集めて巣材に使っているようで、強風が吹くたびに急降下して舞った草を嘴でかき集める面白いシーンを観察出来ました。


▲飛翔速度が速いので撮影も一苦労です💦


▲せっかく佐渡にいるのですから夕方はトキの観察も!


▲田んぼで採餌している個体にも遭遇しました。


▲6月終わりは以前から見たかったコノハズクを探して深夜の山奥へ!


▲無事にその可愛らしい姿をこの目で拝むことが出来ました!


▲キビタキの親鳥に攻撃されまくっていたカケス。


▲元気いっぱいに囀るミソサザイ。


▲逆さ止まりが大好きなゴジュウカラ。

去年はバッチリ観察することが出来たアカショウビン。
今年も何度か挑戦しているものの3連敗で、運がないようです💦

最後まで見ていただきありがとうございました。

~ボルネオ探鳥記1日目~ コタキナバルで探鳥!

お久しぶりです! ブログ更新がまたしばし途絶えましたが、8月8日~24日まで17日間憧れのボルネオ探鳥に出かけていました。 これからしばらくに渡って、ボルネオの激動の17日間を綴っていきたいと思います。 8月6日の夜に夜行バスで新潟を出発して、翌7日の昼の便でフィリピンに飛びまし...