5月23日に東京で写真甲子園関連の用事があり、ちょうど良い時期に東京に来たからと三宅島に行くことにしました。
久々に友達たちと再会してごはんを食べたりしたあと、夜のフェリーターミナルに向かい、三宅島に向けて出港しました。今回は泊まりなしの弾丸遠征ですので、如何に効率よく野鳥を観察していくかがカギになります。
翌24日の早朝に船が三宅島に到着。早速バスに乗りこみ、伊豆岬に向かいます。
伊豆岬のバス停を降りた瞬間、イイジマムシクイ、タネコマドリ、ホトトギスなどの野鳥の囀りのシャワーを浴び、まるで異世界にいるようでした。
▲早速ウチヤマセンニュウが囀っていました。
▲今回1番楽しみにしていたウチヤマセンニュウの囀る姿を目の前でたくさん見られて幸せでした♪
▲カラスバトも最大で4羽が同時に飛んでいるところを見ました。
7時を過ぎると囀る個体数が一気に減りました。そこで、バス停に向かって歩き出しました。
▲その道中で、目の前で囀っているウチヤマセンニュウに出会いました!
▲近くでウグイスも囀っていました。 幼鳥なのか?嘴基部が黄色いです。
▲三宅島のヒヨドリは本土のヒヨドリよりも色が茶色っぽく見えます。 この後、ホトトギスが頭上をかすめて飛んでいきました。
バス停でバス待ちをしていると、ちょこちょこ動く影が見えました。
▲あっ!イイジマムシクイ! 頭央線がありません。
▲かわいい〜💕 この鳥も見るのを楽しみにしていたので、とても嬉しかったです!
ここからバスでアカコッコ館へ。
アカコッコ館周辺は、イイジマムシクイ、モスケミソサザイ、タネコマドリ、アカコッコ、カラスバトなどの囀りで溢れかえっていました。
鳥を探して歩いていると、ヒヨドリとメジロがやけに騒いでおり、木に止まっている丸い塊が見えました。
▲おお!アオバズク!予想外の出会いでビックリでした!
▲本土のメジロより嘴がゴツく見えるシチトウメジロ。
▲ミソサザイらしい場所で囀っていました♪ 右足には足輪が。
▲やっとの思いで、高い木の上にいるアカコッコを見つけましたが、写真になりません💦
▲こちらは亜種ミヤケコゲラ本土のコゲラより全体的に茶色っぽいです。尾羽が赤っぽいのは個体差でしょうか?
この時点で、三宅島で見ておきたい残す鳥はタネコマドリ、オーストンヤマガラのみとなりました。アカコッコ館の職員さん曰くオーストンは冬季の食料不足で今年は個体数が少ないとのことだったので、のこりじかんはタネコマドリと証拠写真しか撮れていないアカコッコに狙いを絞りました。
あちこちから鳴き声が聞こえるタネコマドリですが、一向に姿を見ることが出来ません。
▲なんだこの鳥?と思ったらタネコマドリのヒナでした!
▲可愛いですね💕 親鳥は撮れなかったのに、ヒナだけ撮れました笑
この後出会った方は、僕とちょうど入れ違いで同じ場所を通ってタネコマドリとアカコッコをバッチリ見られていて、なかなか悔しかったです。やっぱりタイミングも大事ですね~
初めての三宅島でしたが、鳥の密度が濃く、とっても楽しい場所でした。またアカコッコ、タネコマドリ、オーストンヤマガラのリベンジに来たいですね!
最後まで見ていただきありがとうございました。