2024年7月5日金曜日

~三宅島航路~ クロアシアホウドリ、シロハラトウゾクカモメ、トウゾクカモメなど!

5月24日

三宅島からの帰りの航路の様子です。
八丈航路ほど鳥は出ないものの、日本海側に比べてやはり面白い太平洋側の航路。久々の航路に心躍りました。

航路観察は、長時間双眼鏡を覗いてひたすら鳥を探すので大変ですし、鳥との出会いも一瞬です。だからこそ楽しいのですが!

▲三宅島を出てすぐにオオミズナギドリの鳥山に遭遇しました。

▲ハシボソミズナギドリもパラパラ混ざります。

▲海上で休んでいる個体も見られました。

▲「出た!」と思わず叫びました。シロハラトウゾクカモメです!
 去年銚子でバッタリ出くわして以来の出会いです♪

さらに、船上でお会いしたご夫婦が「アホウドリ!」と叫んだので見てみると・・・

▲クロアシアホウドリが目の前を通り過ぎていきました。少数まだ北上せずに残っている個体がいるようですね。

その後はオオミズナギドリとハシボソミズナギドリのみで、気づけば船は東京湾内に入ってしまい、ぼちぼち観察も終わりか・・・という空気になったところで!

▲遠くを飛ぶトウゾクカモメを発見!

▲シルエットがカッコ良いです✨

▲時折水面に下りていました。 東京湾内でも油断なりませんね~

▲たまに船が近づいても逃げないハシボソミズナギドリに出会います。

▲東京湾内は途切れることなくハシボソミズナギドリが流れ続け、日暮れ間際になっても飛び続けました。

結果は、

三宅島航路 5/24

オオミズナギドリ ++++
ハシボソミズナギドリ +++
アカアシミズナギドリ 2
トウゾクカモメ 1
シロハラトウゾクカモメ 1
トウゾクカモメsp 2
クロアシアホウドリ 1

でした。
三宅島航路としては思ったよりの成果で大満足でした♪ 島も航路も楽しくて充実した一日になりました♪

最後まで見ていただきありがとうございました。

2024年7月2日火曜日

~三宅島への旅~ ウチヤマセンニュウ、イイジマムシクイ、アカコッコなど!

5月23日に東京で写真甲子園関連の用事があり、ちょうど良い時期に東京に来たからと三宅島に行くことにしました。
久々に友達たちと再会してごはんを食べたりしたあと、夜のフェリーターミナルに向かい、三宅島に向けて出港しました。今回は泊まりなしの弾丸遠征ですので、如何に効率よく野鳥を観察していくかがカギになります。

翌24日の早朝に船が三宅島に到着。早速バスに乗りこみ、伊豆岬に向かいます。
伊豆岬のバス停を降りた瞬間、イイジマムシクイ、タネコマドリ、ホトトギスなどの野鳥の囀りのシャワーを浴び、まるで異世界にいるようでした。

▲早速ウチヤマセンニュウが囀っていました。

▲草のてっぺんに止まって囀ります。

▲草原のあちこちから囀りが聞こえてきます。

▲2羽がケンカしている場面も!

▲見事なセッカ止まりです!

▲また目の前で囀り始めました!

▲この枝がお気に入りのソングポストのようです。

▲白い喉が可愛らしいです💕

▲今回1番楽しみにしていたウチヤマセンニュウの囀る姿を目の前でたくさん見られて幸せでした♪

▲時折アマツバメが飛んでいるのが見えました。

▲カラスバトも最大で4羽が同時に飛んでいるところを見ました。

7時を過ぎると囀る個体数が一気に減りました。そこで、バス停に向かって歩き出しました。

▲その道中で、目の前で囀っているウチヤマセンニュウに出会いました!

▲この日1番の好条件で観察できました♪

▲近くでウグイスも囀っていました。 幼鳥なのか?嘴基部が黄色いです。

▲三宅島のヒヨドリは本土のヒヨドリよりも色が茶色っぽく見えます。 この後、ホトトギスが頭上をかすめて飛んでいきました。

バス停でバス待ちをしていると、ちょこちょこ動く影が見えました。
▲あっ!イイジマムシクイ! 頭央線がありません。

▲かわいい〜💕 この鳥も見るのを楽しみにしていたので、とても嬉しかったです!

ここからバスでアカコッコ館へ。
アカコッコ館周辺は、イイジマムシクイ、モスケミソサザイ、タネコマドリ、アカコッコ、カラスバトなどの囀りで溢れかえっていました。

鳥を探して歩いていると、ヒヨドリとメジロがやけに騒いでおり、木に止まっている丸い塊が見えました。
▲おお!アオバズク!予想外の出会いでビックリでした!

▲ギョロっとした目が恐ろしいです。

▲この丸いシルエットはかなり違和感でしたね~

▲イタチには2度出会いました。

▲本土のメジロより嘴がゴツく見えるシチトウメジロ。

▲頭上からモスケミソサザイの鳴き声が。

▲ミソサザイらしい場所で囀っていました♪ 右足には足輪が。

▲やっとの思いで、高い木の上にいるアカコッコを見つけましたが、写真になりません💦

▲こちらは亜種ミヤケコゲラ本土のコゲラより全体的に茶色っぽいです。尾羽が赤っぽいのは個体差でしょうか?

▲目の前でモスケミソサザイが囀り始めました!!

▲大きく口を開けて囀っていました♪

▲モスケミソサザイにはあちこちで出会いました。

▲せっせと巣材のコケを運ぶ個体も見かけました

▲口いっぱいに咥えています💕

この時点で、三宅島で見ておきたい残す鳥はタネコマドリ、オーストンヤマガラのみとなりました。アカコッコ館の職員さん曰くオーストンは冬季の食料不足で今年は個体数が少ないとのことだったので、のこりじかんはタネコマドリと証拠写真しか撮れていないアカコッコに狙いを絞りました。

あちこちから鳴き声が聞こえるタネコマドリですが、一向に姿を見ることが出来ません。

▲なんだこの鳥?と思ったらタネコマドリのヒナでした!

▲可愛いですね💕 親鳥は撮れなかったのに、ヒナだけ撮れました笑

この後出会った方は、僕とちょうど入れ違いで同じ場所を通ってタネコマドリとアカコッコをバッチリ見られていて、なかなか悔しかったです。やっぱりタイミングも大事ですね~

初めての三宅島でしたが、鳥の密度が濃く、とっても楽しい場所でした。またアカコッコ、タネコマドリ、オーストンヤマガラのリベンジに来たいですね!

最後まで見ていただきありがとうございました。

~三宅島航路~ クロアシアホウドリ、シロハラトウゾクカモメ、トウゾクカモメなど!

5月24日 三宅島からの帰りの航路の様子です。 八丈航路ほど鳥は出ないものの、日本海側に比べてやはり面白い太平洋側の航路。久々の航路に心躍りました。 航路観察は、長時間双眼鏡を覗いてひたすら鳥を探すので大変ですし、鳥との出会いも一瞬です。だからこそ楽しいのですが! ▲三宅島を出て...